○●ギルドについて○○●○


ボクタイDSの世界の中でも、ヴァンパイアの対抗勢力として大きな存在感を示しているギルド


ボクタイDSの主人公、ジャンゴも所属しているこの謎の組織は、一体いつから存在したのでしょうか
そして、誰が一体つくったのでしょうか



一体ギルドは、いつごろから存在したのか
これは、とても難しい問題です
なかなか手がかりが見つからないのが事実でしょう

ただ、私は、GBA版のトリニティ=DS版のトリニティなのではないかと考えています
ではGBA版のトリニティのセリフから、何かDS版に繋がる良い手がかりは得られないのでしょうか


未来の世界(=DS版の世界)から来たトリニティは、自分の住んでいた世界をこう表現しています


『誰もが他人を疑うそんな時代で、信じられるものといったら金』
『オイラのいた世界には、信頼なんてものは無かった』
『人間は地下に隠れて暮らすしかなかった』
『伝説の戦士を探して旅するオイラたちは、闇の一族(イモータル)に目をつけられた
 何度もアンデッドに襲われてそれでも母ちゃんは諦めなかった
 どこに行ってもオイラたちを助けてくれる人間なんていなかったけど』  


果たしてこの言葉群から、トリニティの住んでいた世界において
今のようなギルドが存在し、今のように活躍していたと想像できるでしょうか?



できません!

できませんとも!!!



まだ、とても小さい組織だったのかも知れません
まだ、誰もギルドの事を知らなかったのかも知れません

ただ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


夢も希望も失い、人々にとってはただただ絶望しか無い・・・・そんな時代であったとしても・・・・・

あの!!ギルドのメンバーが!!!!たとえ、今とメンバーが違ったとしても!!!




アンデッドと孤軍奮闘しているトリニティの母親を
ほっておくはずがありません!





ギルドが組織としてまだ小さかったというのなら、尚更です
トリニティの母親と共闘してアンデッドに立ち向かうと考えるのが自然です

また、トリニティの数々の発言から、彼の母親は大地の巫女リタであったと私は推測しています

もしリタであったのなら、ギルドのメンバーとして第一線級のパワーを発揮しそうですから!!!!!!




リタならギルドに勧誘されても
けっしておかしくないでしょう!!





第一リタのほうも、ギルドの存在の噂が囁かれていたのなら必ずそれを探そうとしているはずです
伝説の戦士を探しだすためなら、どんな情報も逃さなかったはずなのです


しかし、探している素振りもまったくなさそうです

まずその頃にはギルドは存在しなかったと考えるべきなのではないでしょうか


そもそも、ヴァンパイアによって恐怖の生活を強いられている人々は、彼らに対抗するなんてことは
微塵にも思わなかったことでしょう

それはおそらく、トリニティが時間転移でGBA版の世界に旅立つ前も、そしてDS版の世界に
再び戻った後の世界も決して変わらないことであると私は考えます

どう考えても、ギルド設立を考える人などいなさそうに思えます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ただ一つの可能性を除いて


その可能性とは





時間転移で再びDSの世界に戻ったトリニティが
ギルド設立の礎となった


というものです






トリニティを時間転移でワープさせた何者かは、必ず何か意図があって時間転移させたはずです
ここはやはりトリニティの発言から推察してみましょう

GBA版にてトニリニティは何のために過去に来たと言っていたのでしょうか


そうです
彼は、伝説の戦士を探すために過去の世界にやって来たと言っていました

さらに詳しく言うと、人形写しの妙技で仲間そっくりに化け、油断したところを襲いかかるという
破壊の王ラタトスクの巧妙な罠を、伝説の戦士に伝えることが彼の目的だったはずです


破壊の王ラタトスクに操られたヴァナルガンドによって、メチャクチャにされてしまった
愛する未来の世界を救うために・・・


そしてトリニティは、破壊の王ラタトスクの罠を見事に伝えて、その危機から救ったのです

彼の母親の笑顔を伝えるとともに・・・


トリニティは伝説の戦士の危機を救い、GBA版の世界を守りました
目的を無事果たした彼は、もとの未来の世界、DS版の世界に帰っていったのです


そして

彼が目にしたものは・・・・・・・・・・





変わらない現実です



破壊の王ラタトスクに操られたヴァナルガンドによって破壊された世界しか彼を待ってはいないのです


それは何故か


GBA版とDS版は、完全なパラレルワールドだからです

GBA版の世界を変えたからといって、DS版の世界が変わることは無いのです


GBA版の世界の破壊の王ラタトスクがジャンゴに倒され、そしてまたDS版の世界の破壊の王ラタトスクが
トリニティに倒される事実が崩されない以上、この二つの世界の歴史が交わることは決してない事なのです


この変わらない現実を突きつけられて、トリニティはどのような行動をとったのでしょうか






すべてを投げ出してすべてを諦めた






そうかも知れません
以前のトリニティ、トレジャーハンターの頃のトリニティはそうだったかも知れません

でも、待ってください

GBA版の世界から帰還したトリニティは、以前のトリニティとは何か変わっているのではないでしょうか





伝説の戦士と共に闘うことによって、彼の眠っていた
太陽仔としての熱き魂が宿ったのではないでしょうか






トリニティが時間転移をした直後、彼は何と言っていたのでしょう


そうです


『まったく、伝説の戦士の子孫だなんて・・・ぬすみの言いわけにしちゃあ、話がデカすぎたぜ』
と、自分で呟いていたはずです

トリニティ自身はまったく信じていなかったみたいですが、どうやら
伝説の戦士の子孫であるという事を、彼に伝えている人物がいると考えられます

・・・・ごく身近に存在していて、しかも彼の素性まで詳しく知っている人物・・・・

どう考えてみても、そのような人物は一人しか考えられません


そう、その人物とは常に一緒に行動していた彼の母親であることは間違いないのではないでしょうか



私は、トリニティの母親は大地の巫女リタであったと推測しているということは、先程述べました

それらの事柄を十分踏まえて、彼の父親を推測すると・・・・・・・・・・・・




トリニティの父親は、伝説の戦士と推察される
ジャンゴ(GBA版)である可能性が非常に高いと
私は思うのです





そして、ジャンゴ(GBA版)の血をひくトリニティにも、必ず太陽仔としての力が宿っていると私は考えるのです


DS版の世界に帰還したばかりのトリニティは、まだ何もできなかったでしょう
ただ胸のうちに熱き魂を秘めながら、ひたすら力を蓄えたのではないでしょうか

いずれ来るであろう、ラタトスクとの決戦の時を目指して・・・


それは、DS版の世界に灯った、唯一の希望の光であったはずです


トリニティ一人で、ギルドを作ったとは私は思いません
ただ、その中核には、かならずこの熱きトリニティの力が必要であると私は考えます


そして時間転移を行った何者かは、かなりのパワーを消費することを覚悟の上で
無理な時間転移を行う事でGBA版の世界を救うだけではなく、DS版の世界をも救う
可能性にすべてをかけたのではないかと、私は考えるのです


2007.3.11 Hiralin

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