アーセナル[Arsenal]<固定敵>

アーセナルという言葉は、「兵器工場」を表している

ボクタイDSに登場する固定敵であるアーセナルは、空中誘導機雷である「マイン」を吐き続ける難敵だ
まさにその姿は、兵器工場そのものだろう

関連項目




アーチャー[Archer]<ザコ><シング><暗黒銃>

アーチとはラテン語で「弓」を表す言葉で、弓形門や弓状のものを表している
野球でホームランの事をアーチと言うが、これは弓状に飛んでいくボールの様をうまく表現しているのである
この言葉に接尾語であるer(〜する者)がついて「アーチャー」となると、射手・いて座の意味を持つ言葉となる

ゾクタイ、シンボク共に登場するスケルトンアーチャー、単体でシンボクに登場するブラックアーチャーは、双方とも弓を装備したスケルトンで、まさしく射手、アーチャーと言えるだろう
ボクタイDSに登場する辺境伯ライマーが使用する暗黒銃の名前も、アーチャーである
弓型の暗黒銃でありいかにも射手といったところだが、ライマーの棺桶スーツのモチーフもいて座からきており、二重での引用となっていて面白い

ちなみに同じ弓でも、スケルトンアーチャーの装備しているものはBow(弓)、ライマーの装備している弓はBowgun(弩)と、実は構造が大きく異なる弓となっている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スケルトン[Skeleton]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ボウ[Bow]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ボウガン[Bowgun]




アーチン[Urchin]<固定敵>

アーチンとは、ラテン語で「ハリネズミ」を表している
そのハリのイメージから転じて、ウニを意味する言葉となっている

ボクタイDSに登場する固定敵であるアーチンは、辺りを漂う棘付きの鉄球である
その姿は、まさにウニ!!!!!!

非常に面白いネーミングと言えるだろう

関連項目




アイビー[Ivy]<ビースト>

ウコギ科の植物で、蔦と非常によく似ている観葉植物
別名のヘデラのほうが、より一般的な名前と言えよう
日陰でもよく伸び、蔦と違って寒さにも強く冬でも枯れないのが特徴である
また、挿し木を利用することで、簡単に増やす事が可能

シンボクに登場するアイビーは、地面から這い出した触手型のビーストである
その姿は緑色をしており、まさに地面から生えた蔦!
見た目もそうなのだが、その強い生命力から見てもまさにアイビーといった感じである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヘデラ[Hedera]




アウズフムラ[Audhumra]

死と氷の国ニブルヘイムから流れる川が凍ってできた氷が、炎の国ムスペルヘイムの熱で溶けてできた雫より生まれた雌牛のこと

豊かなる角無し牛の意味を持ち、その乳首からは四つの乳の川が流れ出ていた
その乳の川は、同じく雫より生まれた原初の巨人ユミルを育てていたのだ
巨人ユミルは様々な巨人達を生み出し、そしてその体は世界の礎となったのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニブルヘイム[Niflheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペルヘイム[Muspellheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ユミル[Ymir]




アウルゲルミル[Aurgelmir]<巨人>

原初の巨人ユミルの別名で、湿った土(aurr)の叫び(galmir)を意味する

大洪水によって巨人が溺死した時に唯一生き残った巨人であるベルゲルミルの祖父であり、スルードゲルミルの父親にあたる存在である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ユミル[Ymir]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スルードゲルミル[Thrudgelmir]




アクセル[Axle]<武器>

アクセルといったらまず、何を思い浮かべるだろう
大概の人はやはり、車の加速装置であるアクセルを思い出すのではないだろうか
しかし実際はアクセルとは和製英語であり、加速装置はアクセラレータ(Accelerator)が正しい

アレですね、いわゆるテレビジョンとテレビの関係ですね!!

実はアクセルとは、車の車輪の軸の部分を表した言葉なのである

ボクタイの太陽銃フレーム「アクセル」は、ジャンゴが最初に手に入れることができる回転スプレッド系の太陽銃だ
威力は低いものの、回転スプレッド系の中では一番消費ENEが少ないのが利点
雑魚に囲まれたときにうまく利用しよう
回転してスプレッド弾を撃つジャンゴの姿は、車の車輪で考えるとまさに軸そのもの!!
数ある太陽銃の中でも、一際ネーミングのセンスが光っていると言えよう

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  アクセル




アミネ[Amine]

アラビアン・ナイトに登場する、有名なアルグール
主人公である若者シディ・ヌマンは、とても美しい乙女アミネと恋におちてやがて結婚する
ところがシディは、妻アミネの行動がおかしいことにだんだんと気がついてしまう
特に普通では無いことを感じさせるのは、その食事の摂り方であった
毎日米を少ししか食べず、しかも一粒一粒をナイフを用いて食していたのだ

時には小さなパンを食べることもあったが、少しの米しか食べないで毎日を過していた彼女に疑いを持ったシディは、こっそりとアミネの行動を監視した
そしてある夜、彼女が仲間の屍食鬼と一緒に死体に群がっている光景を目にしてしまうのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アラビアン・ナイト[Arabian Night]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アルグール[Algul]




アラビアン・ナイト[Arabian Night]

アラビアの物語「千夜一夜物語」のことで、日本ではアラビアン・ナイトと呼ばれることも多い
→千夜一夜物語参照

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  千夜一夜物語[Thousand and One Nights]




アルグール[Algul]

アラビア語で「吸血の精霊」または「馬蛭」の意味を持つ、アラビアの吸血鬼
伝統的には女性の悪霊であり、普段は墓地に住んでいた

死体なら何でも食べる屍食鬼だが、主に死んだ赤ん坊を餌食にしている
見た目は普通の人間とあまり変わらず、日光の元でも普通に生活できるため普通の人間と間違われることもあったらしい

アルグールは後に西洋でグールと呼ばれる存在となったが、夜になると死体を貪るその性質はあまり変わらなかったようだ

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グール[Ghoul]




アルミニウス・ヴァーンベーリ[Arminius Vambery][-1913]<人物>

ハンガリーの学者・旅行家で、大学の教授
ブラム・ストーカーが『吸血鬼ドラキュラ』を執筆する上で、多大な影響を与えたとされる人物である
ヘンリー・アーヴィングの演劇である『死せる心臓』(原題:The Dead Heart)を観た直後に、ビーフステーキ・クラブルームで運命の人物、ブラム・ストーカーと出会った

ただし、この時は二人ともちょっと面識ができたくらいのもの
互いにお肉を食べた仲ってところ??!

その後、ダブリンのトリニティ・カレッジから名誉学位を受けた際にブラム・ストーカーと衝撃の再会を果たし、トランシルヴァニアの伝説やヴラド・ツェペシュに関する様々なことを伝えた
勿論その話を土台として、かの有名な『吸血鬼ドラキュラ』は生まれたのだ

ちなみに、吸血鬼ドラキュラに登場するヴァンパイアハンター、エイブラハム・ヴァン・ヘルシングはアルミニウス・ヴァーンベーリがモデルとなっている
吸血鬼ドラキュラとは切っても切れない縁と言えるだろう

関連項目
 考察  吸血鬼のネーミング




アロー[Arrow]

いわゆる、弓に使用する矢の事
正確に言えばBow(弓)に使用する矢の事を指し、ゾクタイやシンボクに登場するスケルトンアーチャーが攻撃に使用する矢がアローである
ボクタイDSに登場するライマーが使用する矢はアローではなく、ボルト(Bolt)と呼ばれるものである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スケルトン[Skeleton]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アーチャー[Archer]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ボウ[Bow]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ボルト[Bolt]




イコン[Icon]

東方教会において長きに渡って信仰に不可欠だった善の象徴とも言える聖画で、主に
キリスト、聖母マリア、聖人等が描かれている

吸血鬼に対する有効な武器とされ、西洋における十字架と同等の力を発揮した
特にブルガリアでは吸血鬼を瓶詰するためにイコンが用いられ、吸血鬼退治には欠かせないものであった

関連項目




ヴァナルガンド[Vanargand]<イモータル>
<武器>

破壊の杖を表す名前を持つ、不吉な巨大狼
上顎が天の端、下顎が大地に届く程の巨体で、鼻や口からは炎と煙が絶えず噴出している非常に恐ろしい狼である
別名、フェンリル

ロキと女巨人アングルボザとの間に生まれた三兄妹の長男で、他の兄妹ヨルムンガンド・ヘルと違って普通の狼の姿をしていたために、アース神の世界であるアースガルズで育てられた
しかしながら、日増しに大きく巨大になっていくヴァナルガンドを神々は恐れを抱き、まともに世話ができるのは戦神テュールのみとなってしまった

主神であるオーディンは、神々の敵となることを予言されたヴァナルガンドを殺害することを考えるのだが、その血でアースガルズが汚される事を嫌い、その体の自由を奪う計画をたてたのである
神々は、レージングと呼ばれる鉄鎖・そしてレージングのニ倍の強度を持つドローミと呼ばれる鉄鎖でヴァナルガンドを縛り付けるのだが、いずれも簡単に引きちぎられてしまう
優れた技術を持つドヴェルグの力を借りて魔法の紐グレイプニルを手に入れたオーディンは、力試しを理由にヴァナルガンドを騙して縛り付けることに成功する

ヴァナルガンドもこの時は不審に感じていたのだが、戦神テュールが右腕を口に入れることでオーディンを信用する事となる
いざ渾身の力をこめても、グレイプニルを引きちぎれない事がわかったヴァナルガンドは、オーディンに欺かれたことを憤りテュールの腕を食いちぎってしまう

やがてギョッルと呼ばれる巨大岩に固定されたヴァナルガンドは、猿轡として口の中に剣を突き刺されてしまい、口を閉じることすらできなくなってしまう
口から流れ出した大量の涎はやがて、ヴォーンと呼ばれる川となった

最終戦争であるラグナロクの際には、グレイプニルの魔力は解けその身は自由となる
真先に怨敵オーディンへと向かったヴァナルガンドは、そのままその巨大な口で飲み込んで一方的に勝利し、恨みを晴らすことに成功するのである
しかし、最後は意外とあっけないものであった
オーディンを飲み込んだその直後、オーディンの息子ヴィーザルによって顎を引き裂かれて息絶えてしまうのである

シンボクに登場するヴァナルガンドは、月の一族によって封印されし破壊の獣である
その姿は、光と闇との闘いによって犠牲となった人々を象徴する髑髏に囲まれ、それを鎮め戒めるための剣が全身に突き刺さされているという異様さである
その異様な姿と強力な攻撃の数々は、神々を恐怖に落としめ主神であるオーディンでさえも倒した、強力無比なヴァナルガンドを彷彿させる事だろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヨルムンガンド[Jormungandr]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヘル[Hel]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヴォーン[Van]




ヴァルキュリャ[Valkyrja]

戦乙女、戦場の女神であるヴァルキリーの古ノルド語読みである
北欧神話にあいては、この呼び方の方が馴染み深い
→ヴァルキリー参照

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヴァルキリー[Valkyrie]




ヴァルキリー[Valkyrie]<バイクパーツ>

戦場を駆け抜ける美しき戦乙女で、その意味は「戦死者を選ぶ者」である
オーディンの命により戦場の戦士たちの運命を定めて、戦士した者の魂をオーディンの館であるヴァルハラに運ぶのが主な役目
その出身は、オーディンの娘に始まって巨人族、人間の王侯の娘、人々の運命を司る
女神であるノルンなど実に様々である

戦場の勝敗を定めるヴァルキリーは、いち早く戦場に駆けつけることができるように天がける馬が与えられていた
また白鳥に変身する事ができる魔法の羽衣も所有していて、それを使用して戦場に駆けつけることもあった
さらには、ヴァルハラに集められた精鋭の兵士であるエインヘルヤルに給仕するのも彼女らの役目であった
戦いに疲れたエインヘルヤルを癒すことも、また重要な任務であったのだ

シンボクに登場するバイクパーツのボディであるバルキリーは、最高スピードが最も高い超俊足ボディだ
自由自在に戦場を駆け抜けるヴァルキリーのイメージにまさにピッタリのボディである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  エインヘルヤル[Einherjar]




ヴァンパイアバット[Vampire Bat]<ザコ・
ビースト・ザコ敵>

中央アメリカ・南アメリカ・カリブ海周辺に分布する、血のみを食料としている恐ろしいバットである、吸血蝙蝠のこと

ヴァンパイアバットは動物の血のみを食料とするのだが実は体は非常に小さく、動物に襲い掛かるイメージとは裏腹に、蚊の様に忍び寄って少しだけ皮膚に傷をつけてそっと血を舐めて暮らしている
ヴァンパイアという名称はヨーロッパ人がつけたものであるが、動物の血を吸って闇を飛び回る生物を発見した時の恐慌具合が窺い知れるエピソードと言えよう
この吸血行為はそのまま吸血鬼のイメージへと受け継がれ、吸血鬼が変身する動物の中でも最も有名なものとしての地位を、不動のものとしていくのである

ヴァンパイアバットは、ボクらの太陽以外のシリーズに登場する飛行型のモンスターである
やはりその特徴は、名前の通りの吸血行為だろう
敵にダメージを与えるとともにその分体力を回復する様は、まさにヴァンパイア!!
非常にうまく吸血を表現していると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バット[Bat]




ウィッチ[Witch]<武器>

いわゆる、魔女の事

女性の魔法使いの事をあらわす言葉で、魔術(Witchcraft)を使用してほうきにのって空を飛ぶと信じられていた
男性の魔法使いはWizardやWarlockなどであらわすが、男の魔女を特にWarlockであらわす場合もある
男の魔女とは少々変に聞こえる気もするが、魔女の定義が女性に限らない場合もあるのである

う〜ん、ややこしい!
ちなみに、男の魔女は魔男とは書きません・・・書いてはいけません!!!

魔女と吸血鬼は、密接に関係していると考えられていた
古の黄泉の女神ヘカテに仕える者であると考えられていたために、そのまま悪魔に仕えている者とされたのだ
後に全ての魔女狩りに使用されたといわれる論文「魔女の鉄槌」が、吸血鬼現象は悪魔の最悪の顕現であると記したので、吸血鬼と魔女の関係は確かなものとなった
のである

ボクタイDSに登場する太陽銃ウィッチは、誘導性の強い弾を発射する使いやすい銃だ
ほかの太陽銃と比べるとかなり変わったデザインをしていて、銃というよりは小型のランチャーを彷彿させる
女性三銃士のビーティーが使用しているために、いかにも魔女の異名がピッタリな女性専用太陽銃っぽいのだが、男性が使っても別になんの不都合も生じ無いようだ

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ウィザード[Wizard]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ウォーロック[Warlock]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  魔女の鉄槌[Malleus Maleficarum]




ウィッチハンマー[Witch Hammer]

魔女狩りのバイブルである、Malleus Maleficarumを英語で表現するとこうなる
→魔女の鉄槌[Malleus Maleficarum]参照

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  魔女の鉄槌[Malleus Maleficarum]




ウィザード[Wizard]<武器>

男性の魔法使い

魔法(Wizardry)を駆使して人々を助ける魔術師で、老人が多い
これは、Wizardが中期英語にて”賢者”を意味する言葉であり、おのずと智恵と経験を携えた年老いた者がウィザードと呼ばれる事が多い為である
女性形はウィッチなのだが、その言葉からは魔女のイメージを強く連想することだろう

ところがウィザードは実際、善なるイメージが強い言葉だ
ウィザードという言葉が、”すばらしい”・”名人”・”天才”という意味合いを持つことからも善のイメージであることが容易に想像できる

ボクタイの太陽銃フレーム、ウィザードは一度に三方向にショットを発射できる特殊フレームの太陽銃だ
多方向に同時に攻撃できる様は、他のフレームにはない個性であり、いかにも魔術的だ

シンボクの太陽銃フレーム、ウィザードも多方向同時攻撃の特殊なフレームなのだがその性能はさらに上がって、なんと五方向にショットを発射できる
連射性能の低さと消費するENEさえ気をつければ、非常に便利な太陽銃といえるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ウィッチ[Witch]




ヴィゾフニル[Vidohunir]

世界樹ユグドラシルの頂上、一番高い枝に住んでいるといわれる黄金の雄鶏
その名前の意味は「木の蛇」を表している

その体は太陽の如く輝きを放ち、世界樹を明るく照らしている存在
そしてその鳴声は、神々の眠りを覚まし、炎の巨人ムスペル達を苦しめる力を持っている

いかなるものを持ってしても殺すことのできない不死身の存在だが、唯一ロキの作った魔剣レーヴァティンだけがヴィゾフニルを傷つけることができると言われている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペル[Muspell]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レーヴァティン[Laevetein]




ウィングドスピア[Winged Spear]

羽根のような短い突起物がついたスピア

この羽根状の突起がいわゆるウイングということなのだが、これは攻撃した相手に深々と突き刺さらないようにする為につけられたものである
フランク人が主に用いたこの武器は、騎兵用の槍として発展していったのだが、やがて大きいウィングを持ったコルセスカやショウズリなどに発展していった

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スピア[Spear]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  コルセスカ[Corsesca]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ショウズリ[Chauve souris]




ウォーム[Worm]<中ボス>

ウォームとは基本的に「虫」を表す言葉として知られているが、元々は「竜」を表す言葉でもある
特に古いもの、翼や手足を持たない竜などを指す事が多いウォームは、ワイアームとも呼ばれヨーロッパの古い民話などに多く登場している
竜の中でも一際再生能力が高いと言われるウォームは、体を切断されてもすぐにくっつき
もとに戻ってしまう程であったらしい

ゾクタイに登場するサンドウォームは、変異域の砂漠に登場する中ボスである
その姿は、手足の無い古き地竜に非常に近いものと言えるだろう
まさに砂漠に住まう古き竜、砂竜である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ワイアーム[Wyrm]




ウォーロック[Warlock]<星霊獣>

魔法使いの意味、特に男性の魔法使いを指す

魔女の意味であるウィッチの男性形と考えられることも多いのだが、それはウォーロックという言葉の語源が、ラテン語の「盟約をたがえし者」から来ているからだ
そのまま、悪魔的な禍々しい魔術師としてのイメージが強くなったのである
また、頭に”war”の文字がついていることから、白兵戦闘能力にも秀でている魔術師、いわゆる魔法戦士として考えられる場合も多い

ボクタイDSと流星のロックマンとのコラボシナリオに登場する「ウォーロック」はFM星人ながら人類に味方をしてくれる頼もしい存在だ
電波の体を持つ不思議な存在であり、かつ攻撃的なその存在は魔法戦士の名にふさわしい
また、”ウォー”+”ロック”=”戦闘+ロックマン”とかけているのであれば、なかなか面白いことだといえるだろう
ただし、ロックマンのロックは”Rock”であるから、”L”と”R”の相違があるのは否めないことではある

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ウィッチ[Witch]




ヴォーン[Van]<アンデッド>

希望を意味する名前を持つ、川の名前である
オーディンによって騙され、口すら閉じられないまま囚われの身となってしまった巨大狼ヴァナルガンドが流す涎でできた川、これがヴォーンの正体である
希望の名前がついているが、むしろ拘束されてしまったヴァナルガンドの希望がどんどん流れ出ているといった感じだろう

シンボクに登場するヴォーンは、アンデッドに属する敵である
アイテムを奪い、周囲の敵を呼びながら大騒ぎする自由奔放なその姿は、自由を奪われたヴァナルガンドの希望ともとれるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヴァナルガンド[Vanargand]




ウルドの泉[Urdarbrunnr]

生命の木であるユグドラシルの三本に分かれる根のうちの、アースガルズに向かう根の下にある、神々が会議を行う美しい泉の名前

関連項目




エインヘルヤル[Einherjar]<バイクパーツ>

「一人で戦うもの」を意味する、戦死した歴戦の勇士
来るべき最終戦争であるラグナロクに備えて、神であるオーディンやフレイヤが戦場で手傷を負って死んだものを集めて作られた兵士である

オーディンの館である「ヴァルハラ」に集められたエインヘルヤルは、来る日も来る日も戦いの訓練に明け暮れている
怪我をしたり命を落としたりしても夕方には全て回復してしまう彼らにとって、戦いとは娯楽でしか無いのである
戦いを終えた彼らを迎えるのは、戦乙女であるヴァルキリーである
美しい彼女らに給仕をされながら、高座に座るオーディンと共に楽しく食事をとることはエインヘルヤルにとって最高の栄誉であったのだ

このような華々しいエインヘルヤルなのだが、実はラグナロクにおいて活躍したという記述はまったく無い
オーディンは自分の手駒にしたいという理由だけで、何人もの勇者をその手で殺しエインヘルヤルとして迎えていたとも言われている

そりゃいくらなんでも非道ってもんだろ!!ええ!!

もしかするとエインヘルヤルは実際、オーディンのコレクション兵士という意味合いがとても強かったのかも知れない

シンボクに登場するバイクパーツのボディであるエインヘルヤルは、万能な性能を持った高性能ボディだ
歴戦の勇士であるエインヘルヤルにふさわしいと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヴァルキリー[Valkyrie]




エストック[Estoc]<武器>

14世紀初頭に生まれた刺突戦法攻撃専用の刀剣で、針状に作られたその刀身が大きな特徴
柄も非常に長く、両手で使用することもできる有用な剣である
別名、メイル・ピアシング・ソード

刺突戦法に優れる剣であるレイピアよりも前から存在する剣で、見た目は非常に脆そうなのだが、その強度は驚くほど高い
その貫通能力はチェインメイルをかるく突き通す程であり、もともとは軽騎兵の補助武器であったエストックは、やがて歩兵用の重要な両手武器へと進化を遂げたのである

シンボクに登場するエストックは、直剣に属している武器である
その細長い刀身はまさにエストック!
攻撃は全て突きで構成されており、刺突戦法攻撃専用剣に相応しいものとなっていると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  メイル・ピアシング・ソード[Mail-Piercing Sword]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レイピア[Rapier]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  チェインメイル[Chain Mail]




エペ[Epee]<武器>

エペとは、フランス語で「剣」を意味する言葉である
貴族達が決闘の際に使用した刀剣であり、カップガードと呼ばれる半球状のガードと長いグリップが特徴的な指突用剣で、フェンシング用の刀剣としても有名
当時の決闘ルールは、相手の体のどこからでも血を流すことが出来れば勝利となったのでより素早い攻撃が繰り出されるように、洗練された細身の軽い剣となっていったのである

名誉を守るために行われる決闘は、時にどちらかが死んだり重傷を負ったりする事もしばしばであった
エペの切先を丸めた練習用の剣フルーレは、危険を犯さずに剣術が上達できる剣として
次第に人気が高くなり、大いに広まったのは当然のことと言えるだろう

シンボクに登場するエストックは、直剣にカテゴライズされている武器である
その細長い刀身はまさにエストック!
攻撃は全て突きで構成されており、刺突戦法攻撃専用剣に相応しいものとなっていると
言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  フルーレ[Fleuret]




オーガスタス・ダーヴェル[Augustus Darvell]
<人物>

バイロン卿の書いた小説、『断章』に登場する強烈な人物
裕福な家庭の生まれだが、鼻にかけるでもなく、かといって遜るわけでもない鷹揚な性格、しかし実はその内なる性格はとても激しい特異的な人物である

物語は、この風変わりな人物オーガスタス・ダーヴェルに大いに興味を持った主人公が接近を試みるところから始まる
趣味のあった二人はやがて友人関係になり、二人旅行の計画をたてるまでになった
だが、突然オーガスタス・ダーヴェルの容態が悪くなり旅行はすぐに座礁することとなる

どんどん容態が悪くなるオーガスタス・ダーヴェルは、自分の死を宣言すると共に主人公にある頼み事をする
その頼みごととは、彼の死を誰にも知らせないで欲しいという非常に奇妙な内容だったのである

とにかくオーガスタス・ダーヴェルは変わった人物だ
死ぬ間際であっても、『まだその時が来ないのだよ』と薄気味悪く笑ったりもする

もう、個性というよりかなりヤバイ感じすらしますね!このお方!!

オーガスタス・ダーヴェルのその際立った個性は、後にジョン・ポリドリの手によって吸血鬼ルスヴン卿へと形を変えていく
まさに吸血鬼小説の始祖的存在と言ってもよいくらいだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バイロン卿
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ジョン・ポリドリ
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ルスヴン卿
 感想  バイロン卿「断章」




桜花[Cherry Blossoms]<武器>

古来より日本に親しまれ、慣習上日本の国花ともされる桜の花を指す言葉

葉が出揃う前からいきなり花が咲き誇り、そしてまた潔く散るその姿から、桜の花は生命の持つ生きる力の強さを表す象徴としての意味合いも強い

シンボクに登場する桜花は、刀にカテゴリーされる武器である
ライフが減れば減るほどその威力が増すというその特徴は、まさに生命力の強さを表す桜花という言葉にぴったりな刀と言えるだろう

関連項目




オクトパス[Octopus]<アンデッド・ビースト>

ギリシャ語で、「8本脚をもつもの」を表す言葉で、8本の触手を持つ軟体動物である蛸の事を指す
かなり攻撃的な生物だが、身に危険を感じた時は墨を吐いて逃走するなど、逃げる事も上手である
欧米諸国、特に英国ではデビルフィッシュと呼び殆ど食べることはないのだが、ギリシャ等地中海沿岸では普通に食べることも多い

ボクタイ・ゾクタイ・シンボクと幅広く登場するオクトパスは、水中から伸び出した触手型のモンスターである
その吸盤だらけの細長く伸びた姿は、まさに蛸!!!
実際は足だけのモンスターなので蛸足と表現したほうが正しいモンスターなのではあるがその姿はまさにオクトパスといって良いだろう

関連項目




ガーゴイル[Gargoyle]<ザコ>

古期フランス語で「喉口」を表す言葉で、ゴシック様式建築物において雨水の落とし口として飾られている悪魔の姿をした石の彫像の事を指す
かつてフランスで大暴れした水龍ガルグイユがモチーフになっており、水との深い関係を伺わせる

ファンタジー世界に登場するガーゴイルも、屋敷や教会の門、宝物などの護衛をしている有翼の悪魔の石像である
普段はまったく普通の石像と区別がつかないという厄介なモンスターであり、気がつかずに背後から襲われてしまうこともしばしばである
怪しい石像が飾られていたら、とにかく警戒してみることをお勧めする

ゾクタイに登場するガーゴイルは、鳥の姿をした飛行型のモンスターであるクロウの上位モンスターである
直接は悪魔の石像であるガーゴイルとは関係ないようだが、鳥のように飛び回りいきなり急襲してくるガーゴイルの姿にそっくりとと言えるかも知れない

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ガルグイユ[Gargouille]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  クロウ[Crow]




陽炎(かげろう)[Heat Haze]<武器>

春や夏に、日光が照りつけた地面から立ちのぼる気を表す言葉
強烈な日光によって高温に熱せられた空気の密度が不均一になる事によって、不規則に屈折した光がゆらめきとなって見える現象、これが陽炎である
また、儚さの例えにもに用いる事があるのだが、これは同じ読みの言葉である蜉蝣が儚さの例えとされる事とかけている

シンボクに登場する陽炎は、刀に属している武器である
刀の中では一番弱いのだが、刀の特徴とも言えるその素早い攻撃は、十分実用に耐えうる有用な武器
太陽の力であるソルの属性を帯びたその力は、強烈な日光によって生まれる陽炎の名にふさわしい刀である

関連項目




ガスト[Ghast]<ザコ・アンデッド>

中期英語で「ぎょっとした」ことを表す言葉で、恐ろしい・死人のような状態を意味するGhastlyから派生した言葉

墓を荒らす屍食鬼の一種であるグールに非常によく似たアンデッドであり、麻痺能力を持った恐ろしいモンスターである
ガストは、グールより強力で知能も高い上位モンスターとして登場することも多い
さらにグールに襲われた人間がグール化してしまうゲームなどでは、強靭な肉体を持つ人間がグール化した場合に於いてガストとなってしまう場合もあるので、非常に注意が必要である

ゾクタイ・シンボクに登場するガストは、アンデッドモンスターである
意外にもグールではなくマミーの上位モンスターとして登場するガストなのだが、同じアンデッドとしての上位モンスターとしての登場は十分頷けるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グール[Ghoul]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  マミー[Mummy]




カッツバルゲル[Katzbalger]<武器>

喧嘩を意味するバルゲン「balgen」を語源に持つ実戦的な幅広の剣で、ドイツの傭兵ランツクネヒト(Landsknecht)が好んで使用した
ブロードソードの一種と考えても良いだろう
ランツクネヒトは、猫科の毛皮を剣にまきつけて鞘替わりに使用していたために、猫科の毛皮をあらわす言葉であるカツェンフェル「katzenfell」が語源であるという説もある

この実用的な剣は、真正面から見ると剣の鍔がS字型をしている
これは、腰の装飾帯に剣を引っかける事を想定した作りなのである

シンボクに登場するカッツバルゲルは、長剣のカテゴリーだ
その鍔はいかにも装飾帯にひっかけやすい形をしており、カッツバルゲルの特徴をよく現していると言える

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ブロードソード[Broad Sword]




カラミティ[Calamity]<武器>

ラテン語で「危害」を表す言葉で、転じて大災害の意味を持つ言葉
大地震や大洪水、大火事などは、すべてこのカラミティである
慣用句として、”One calamity follows on the heels of another.”は「二度あることは三度ある」の意味を持つ言葉として有名である

ボクタイの太陽銃フレーム「カラミティ」は、蒼空の塔最上階のフロストの扉に鎮座してある、連射ショット系最強のフレームだ
その威力は、同系列のフレーム「ナイフ」の4倍とまさに最強なのだが、エネルギー消費も激しいので気をつける必要がある

シンボクに登場する太陽銃フレーム「カラミティ」も、連射スピードの速い弾を撃ち込む連射系フレームだ
ただし、5発セットでしか撃つことができず、しかもその間は身動きがまったくできないという弱点も持っている
周囲の状況を良く見て使用する必要があるだろう

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  カラミティ




ガルグイユ[Gargouille]

ルーアンのセーヌ川に現れたという、伝説のドラゴン

白鳥のように長い首と、四つのヒレを持った実に特徴的なドラゴンで、大量の水を吐き出し嵐や竜巻を引き起こして人々に多大なる害をなしていた
近隣の農地も水没してしまう状況を見かねて、ルーアンの大司教であるロマンが退治に乗り出し、ガルグイユは火刑に処されてその灰はセーヌ川に流されたのである

フランスのノートルダム大聖堂の雨樋に取り付けられている彫像、いわゆるガーゴイルはこのガルグイユがモチーフとなっているのだが、水と密接に関係しているガルグイユと水が激しく流れる雨樋との対比は、非常に面白いと言えるのではないだろうか

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ガーゴイル[Gargoyle]




ガルム[Garmr]<イモータル>

怒れるものを意味する言葉「gramr」を語源にもつ、死と氷の世界ニブルヘイムの番犬で、世界の中で最高の犬
ニブルヘイムの王であるヘルが住んでいる、エーリューズニルの館の入り口に通じる洞窟グニパヘリルを守っている
番犬としてはとても優秀らしいとってもおっかない魔犬

目は澄んで青く、本当の性格はとてもおとなしいらしい・・・・・意外ですね

世界の滅びであるラグナロクの際には、ヘルに連れられて参戦
隻腕の軍神テュールと相打ちになり果ててしまう

ボクタイに登場するガルムは、氷の世界永久凍土を守るイモータルである
ダークマターによって呼び起された古の精霊であるが、その姿はまさにグニパヘリルに繋がれているガルムそのままといえよう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニブルヘイム[Niflheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヘル[Hel]




漁網[Fishnets]

多くのジプシーの村で用いられる、吸血鬼撃退道具のうちの一つ
家の扉の前に立て掛けて使用する

吸血鬼は漁網を目にすると、その細かい網の目の数を全て数えきるまでは
そこを動くことができないと言われている
網の目の数を数えるのに夢中になった吸血鬼は、いつのまにか朝を迎えてしまい
すごすごと退散してしまうしかなくなるのである

関連項目




グーラー[Ghulah]

アラビアの屍食鬼であるグールの女性形
その姿は非常に美しいとも言われている

見かけは普通の美しい女性であるグーラーは、何も知らない男性が結婚したりもしたらしく、稀に子供が生まれることもある
ただし子供といってもやはりグールはグールで、夜にはこっそり家を抜け出し墓場へと向かうのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グール[Ghoul]




グール[Ghoul]<アンデッド・ザコ・湧き敵>

墓場にむらがるアラビアの吸血性悪霊の一種
いわゆる屍食鬼
語源は、アラビア語で「馬蛭」を意味する言葉であるアルグール「Algul」である

彷徨う死体であるグールは、とてもみすぼらしい姿で描かれる事が多いのだが、女性形であるグーラーは意外にもとても美しい姿をしていると言われている

ボクタイに登場するグールは、屍衣を纏っていかにも屍食鬼といった風貌だ
その行動や仕草の愛らしさは、もしかすると女性形であるグーラーをイメージして作られているかも知れない

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アルグール[Algul]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グーラー[Ghulah]




クラーケン[Kraken]<アンデッド>

古期ノルウェー語で北極を表す言葉である「krake」が語源の、巨大な軟体動物
その姿は蛸もしくは烏賊とされる全長はゆうに2kmを超えるというモンスターで、海面に浮上したクラーケンは、まるで藻に覆われた島のようであったと言われている

主に北欧の海に現れたクラーケンは、近づいた船舶を沈めてその乗組員を全て残らず襲う海の魔物として非常に恐れられていたが、一部の漁師には実は歓迎されていた
これは、クラーケンのおぞましい排泄物が極めて魚を寄せ付ける効果が高いという伝説があり、クラーケンを大漁のシンボルとしていたためである

ボクタイに登場するクラーケンは、触手が水の中から伸び出しているモンスターである
蛸とも烏賊ともとれるその触手は、近づくだけでも水の中に引き込む危険な敵だ

クラーケンの攻撃的な性格が非常にうまく表現されていると言えるだろう

関連項目




グラディウス[Gladius]<武器>

ラテン語で「剣」を意味する言葉で、古代ローマ兵士が使用した刀剣の総称なので実はなんでもグラディウス
あれもグラディウス、これもグラディウス
あなたもグラディウス!!私もグラディウス!!!!!!!!!

長さは60cm程度と中世の刀剣類に比べると短めなのが特徴で、主にケルトタイプとギリシャタイプにわけられる

ボクタイの太陽銃フレーム、グラディウスは意外にも押しっぱなしで連射がきく連射ショット系だ
イメージは剣というよりむしろ、より銃という趣きが強い

ゾクタイのグラディウスは、カルタゴの名将ハンニバルと勇猛に戦った、ローマのスキピオが使用した軽く湾曲した刀身を持つイベリアン・グラディウスに近い
このイベリアン・グラディウスという名前は、ポエニ戦争にて得た戦利品からローマ人がかなりの影響を受けたことを物語っている

一方シンボクのグラディウスは、ローマ正規兵が使用したグラディウスであるスパタ[Spatha]に酷似している
ギリシア語で「つぼみ」を示すこのスパタは、つぼみが古来より「刺し貫く」という意味合いに由来していて実際馬上から刺殺するために直身でやや長めにつくられている

怖いですね、いやホント

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  グラディウス
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グラディウス[Gradius]<ゲーム(アーケード)>
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グラディウス[Gradius]<ゲーム(ファミコン版)>




グラディウス[Gradius]<ゲーム(アーケード)>

1985年5月にコナミが発売した、横シューティング界の金字塔的ゲーム
ツインビーに続く、コナミ製システム基盤バブルシステム採用のゲームで、その第二弾にあたる
とにかく、バブルシステムは最高だぜ!!
バブルがはじけてEP-ROM版なんて出たけど、俺は認めないぞ!!!

CPUにX68000とZ80を使用、K005289・VLM5030・AY8910の奏でるPSGサウンドは今も人気が高い
とにかく泣けます、ええ音色や!!
ゲージによるパワーアップ方式も新鮮だったが、何より分身のオプションのアイデアがとても斬新だった
その影響力は大きく、様々なゲームに大きな影響を及ぼした

一例をあげると、日本ファルコムの大ヒットゲーム「ソーサリアン」にでてくる隠し武器「グラディウス」は最強の魔法が封じ込めてあり、その魔法は、前方にレーザー・足元にミサイルを落とすという、まるでグラディウスの自機ビックバイパーの装備とまったく同じ内容だったりしたのだ

でも、ちょっとやりすぎですね

ループゲームで周回を重ねるごとに難度が激増していくグラディウスなのだが昔のゲーマーはそれをものともせず何時間もプレイする人も多かった
死ぬとその場で初期状態で復活するそのゲーム性は、初心者を震え上がらせまたマニアを熱狂させた

高周回次での復活パターンは、まさに芸術の一言に尽きると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バブルシステム[Bubble System]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グラディウス[Gladius]<武器>
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グラディウス[Gradius]<ゲーム(ファミコン版)>




グラディウス[Gradius]<ゲーム(ファミコン版)>

アーケード版からファミリーコンピュータに移植されたグラディウスで、1986年4月に発売
当時のファミコンゲームの中では、群を抜いてよく出来た移植作品だった

レーザーは短く、逆火山もアイアンメイデンもシャワーも出なかったがボクらは満足だった!!
また裏技のコマンドも有名となったのが特徴
ポーズ中に入れると最強装備となるコマンド「上上下下左右左右BA」、いわゆる有名なコナミコマンドもこのファミコン版グラディウスからなのだ!!そうなのだ!!

外にも、ゲージを"?"に合わせたまま1000の位が0になったときパワーアップカプセルを取ると連射つきになるとかモアイが透けちゃうワープ技とかいろいろな技があるのですが・・・・・
一番好きなのは、コンティニューコマンドの下上BABABABAですね!!

本当地味だなぁ・・・・こっちのコマンド・・・

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グラディウス[Gradius]<ゲーム(アーケード)>
 ボクらの太陽元ネタ用語集  コナミコマンド[Konami Command]


クラブ[Club]<武器>

人類が最古の時より使用してきた武器で、いわゆる棍棒
流木や堅い木などを持ちやすく加工したという極めて原始的な武器なのだが、屋外で最も入手しやすく、また扱いやすい武器として現在でも使用されている万能武器だ

どうしても蛮族が振り回している武器というイメージが強いクラブなのだが、意外にもギリシャ神話の英雄ヘラクレスや、半人半馬のケンタウロスは、棍棒の名手である

ゾクタイに登場するクラブは、ハンマー系の武器だ
その形は無骨でクラブのイメージそのもの!!
イメージそのもののグラフィックと言えよう

関連項目




クリムゾン[Crimson]

人間は古来より、自然界の中の生物や植物から色を作り出してきた
例えば紫が高貴な色とされ、昔から多くの世界の王族に珍重されてきたのは、何もその色のイメージが高貴なイメージに包まれていただけではない
実際1枚の外套を紫に染めるには、何千枚の貝を細かくすり潰し、それを3日間塩漬けにした後にさらに10日煮詰めるくらいの労力がかかったのだ
上流階級の人々だけが身につけられたというのも十分頷ける話と言えるだろう

クリムゾンとはアラビア語で、「タマカイガラ虫」を意味する言葉である
タマカイガラ虫は、古くから赤い色素を取るために利用されていた虫だ
ヨーロッパも古来より、カーマイン[Carmine]という赤色があるが、これもコチニールカイガラムシからの由来である

虫をすり潰して色素を作り出すなんて、本当に驚きですよね!!!

クリムゾンとは、深紅色を現している
それは、モンスターの怨念から生まれ出でた血塗られたモンスターであるクリムゾン・モンスターに相応しい色なのである

関連項目




クレーター[Crater]

噴火口を表す言葉
また、爆弾や砲弾の破裂、隕石などによって生じた穴を表す言葉でもある

ボクタイDSに登場するクレーターは、遠距離攻撃を行う固定敵である
頭を越えて山なりに攻撃してくる強敵だが、そのグレネードボムは爆風ですらダメージを
与えるという、非常に範囲の広い攻撃を行う

クレーターの名前は、その強力な砲弾の威力をうまく表現しているのである

関連項目




グレイブ[Glaive]<武器>

ラテン語で「剣」を意味する言葉である「Gladius」を語源に持つ武器で、最も大きな刃を有する片刃の鉾槍類である

三日月型に大きく反った刃は70cmにも達し、全長は最大で3.5mにもなるグレイブは、切先と刃先を備えるために突くことも切ることもできる万能槍だ
特にその大きな刃をぶん回す攻撃は、グレイブの特徴を大いに活かした攻撃であると言えるだろう
グレイブを進化させたもので、フォチャードという武器も存在する

ゾクタイに登場する「グレイブ」は、「スピア」に属している武器である
大きな刃が目立つ、まさにグレイブといった好グラフィックと言えるだろう
またゾクタイには、フロスト属性で攻撃するとダメージがアップするという、氷のグレイブであるアイスグレイブも登場する
こちらは全身が白色の、いかにも魔法のグレイブといった感じである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グラディウス[Gladius]<武器>
 ボクらの太陽元ネタ用語集  フォチャード[Fauchard]




クレイモア[Claymore]<武器>

スコットランドの精鋭である、ハイランダー[Highlander]が使用したシンプルな剣で、十字型をしたヒルト(柄)が特徴
主に切ることを主眼に置かれた剣で、その使用用途はロングソードに近いと言えるだろう

ゲール語のクラウゼボモル「claidhemoha」(巨大な剣)が語源なのだが、実際のクレイモアは全長1mから2mくらいのものまで実に様々だった

ゾクタイ・シンボクに登場するクレイモアは、見た目も大きくまさに巨大な剣
イメージ通りのデザインと言えるだろう
特に大剣のカテゴリーに属するシンボクVerは、カッコよいの一言に尽きる

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ロングソード[Long Sword]<武器>




クレッセント[Crescent]

新月から数えて三日目の月、すなわち三日月の事

クレッセントとはラテン語で「じょじょに増える」という意味だが、転じてだんだん月が満ちてゆく様に例えて三日月となったのである
三日月はその形が鎌にとても似ている事から、シックルムーン[Sickle Moon]と呼ばれる事があるが、なかなか成程と頷けるうまい表現と言える

クレッセントといえば、「クレッセントアックス」も忘れてはならないだろう
バルディッシュの別名でもあるこの武器の特徴は、何といってもその三日月状の大きな刃であり、まさに三日月の斧である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  シックル[Sickle]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バルディッシュ[Berdysh]




クロウ[Crow]<アンデッド・ザコ・ビースト・
ザコ敵>

カラス科の鳥である烏の総称で、主に中型のものをさす言葉
小型のものはジャックドゥーまたはルーク、大型のものはレイヴンと呼ばれる

人家の近くの森などに住む艶のある真黒な羽根をしている鳥で、鳥類の中でも非常に知能が高い事で有名
陰気な鳴声と腐肉を貪るその姿から、死の前兆として恐れられる事もある
さらにジプシーの言い伝えでは、屍鬼そのものになることもあるという不吉な鳥なのだが腐肉を喰らうことから屍鬼の天敵と考えられることもあり、熊野の神の使いともされている

全てのシリーズに登場する敵であるクロウは、空を飛ぶ鳥型の素早いモンスターである

その黒い姿がいかにも烏といったところだが、割と機敏で倒しにくい敵である
なるべく素早い攻撃で、よく動きを確認しながら攻撃すると良いだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レイヴン[Raven]




クロスアーマー[Cloth Armor]<防具>

クロスといっても、十字架ではありません!
もちろん、聖闘衣でもありません!!

クロスの意味は、テーブルクロスとかと同じく布で、古期英語の”服地”からの由来である
その名の通りの布製の鎧で、綿を入れてキルティングを施しているものを指しており、一見すると弱そうな鎧だが意外にも有用、特に打撃武器の衝撃を受け止めるには最適な鎧である
中世騎士の時代、全身が鉄で覆われたプレートアーマーを着て戦っていた騎士たちにとってもっとも脅威だったのは、実は剣とかではなく打撃兵器のメイス等であった
金属製の鎧の下に着込むAquetonやGiponといったクロスアーマーは、鎧の強度を増すだけではなく、鎧の上からでも強力な打撃を叩き込むメイスに対する有効な手段でもあったのだ

ゾクタイに登場するクロスアーマーも、その軽さからキルティングを施した鎧であることは間違いないだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  メイス[Mace]




クロスボウ[Crossbow]

弦を引いた状態で固定することができる弓で、より威力が高く、より遠くへ射出できる機械式のとても扱いやすい武器
いわゆる、「弩」の事である
手では引けないような強い弓を持っており、専用の太矢であるボルトを使用する事により貫通力の高い攻撃を行う

使用において熟練を要したボウと比べて、発射機の操作を覚えるだけで簡単に扱う事ができる素晴らしい武器なのだが、欠点を強いてあげるなら矢をつがえるのに非常に時間がかかるという点だろう

また、その欠点を補うべく連射式のクロスボウも考案されている
「連弩」と呼ばれるもので、同時に多くの太矢を射出する多発式のものや、多量の太矢を連続して射出する事ができる連発式のものなどが存在する

ボクタイDSに登場するヴァンパイアの一員である、辺境伯ライマーの使用する暗黒銃アーチャーも、この「連弩」である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ボルト[Bolt]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ボウ[Bow]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アーチャー[Archer]




月下美人[Queen of the Night]

一晩だけそっと美しい白い花を咲かせる事で有名な花で、花言葉は「儚い美、儚い恋」、7月19日の誕生花である
メキシコ原産のサボテン科クジャクサボテン属で、寒さに非常に弱い
またクジャクサボテン属の性質ともいえる、バットを使っての受粉を行う

ちなみに英名は「Dutchman's pipe cactus」の方が有名なのだが、個人的に「オランダ人のパイプのサボテン」より、「夜の女王」の方がイメージにぴったりな気がするので、ボクタイランドではそちらを採用しております!

色々と伝説のある花なのだが、「新月にしか咲かない」・「一年に一度しか咲かない」等は本当に神秘的である
ボクタイの世界においては、月下美人という言葉は「月の巫女」を表しているのだが、その神秘性においてピッタリのネーミングといえるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バット[bat]




ゴーレム[Golem]<アンデッド・シング・湧き敵>

ヘブライ語で「胎児」をあらわす言葉

ユダヤに伝わる動き回る人形で、無機質の材料に真理を意味する言葉「emeth」という文字を額に貼り付けて呪文を唱えることで、ゴーレムは完成する
材質は泥に始まり生肉・石・骨・青銅・鉄・魔法の金属ミスリル等、その材質が硬くなれば硬くなるほど強力なゴーレムが完成するのだが、作製する側の技術もその分問われる事となるのである

ゴーレムは主人の命令に忠実に守る人形として、その身が滅ぶまで働き続ける
それは、例え主人が死んだとしても忠実に守り続けられるのである

ボクタイ・ゾクタイ・シンボク・ボクタイDSに登場するゴーレムも、古の魔術が産んだ魂なき人形である
ただし、材質こそは泥や石などであれ古えの精霊であるムスペルを元に作られたとされるため、少々趣の違うゴーレムとも言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペル[Muspell]




コカトリス[Cockatrice]<アンデッド・ビースト>

中世ラテン語で「追跡者」を表す言葉で、別名バジリコック
石化能力を持つモンスターの中でも、バジリスク・ゴーゴン・メデューサと並んで有名である

オスの鶏が産んだ卵を、蛇もしくはひき蛙が暖めることによって産まれる非常に奇怪な生き物で、その姿は頭と翼と足が鶏、胴体と尾が爬虫類の生物
アフリカの有名なバジリスクとは雌雄同士であるとの説もある
奇妙な姿とは反して能力はきわめて高く、その視線は全てのものを一瞬で石化させ、その吐く息は猛烈な毒気を帯びて植物をも枯らしてしまう

身近に存在する危険な存在としてヨーロッパで非常に恐れられ、人々は鶏舎を頻繁に掃除してオスの鶏が卵を産まないように監視を怠らなかったのである

ボクタイ・ゾクタイに登場するコカトリスの姿は、鶏と爬虫類のあいのこの姿と、まさにコカトリスだ
その攻撃方法も石化能力を帯びた光線と、コカトリスのその恐怖をもうまく表現していると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バジリコック[Basilicock]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バジリスク[Basilisk]




コナミコマンド[Konami Command]

本当に有名なコナミの隠しコマンドで、ファミコン版グラディウスが大元
基本的には「上上下下左右左右BA」で、多少のアレンジがされたりもする

ファミコン版グラディウスは、フルパワーアップ
ファミコン版グラディウスII〜GOFERの野望〜は残機数のアップとなるのだが、スーファミ版グラディウスIII〜伝説から神話へ〜は、なんと自爆する!このあたりが最高すぎます
ちなみにアレンジの「上上下下LRLRBA」でフルパワーアップとなる

ほかにも、いくつものコナミ製のゲームにも登場
アクションゲームのニンジャタートルズ、メタルギアシリーズ、パズルゲームの進め!対戦ぱずるだま、音ゲーのダンスダンスレボリューション、pop'n MUSIC、野球ゲームの
パワフルプロ野球、恋愛ゲームのときめきメモリアルと、とにかくその活躍の幅は広い

ボクらの太陽の世界にも、もちろんコナミコマンドは存在する
一つは、ボクタイのダンジョン”奈落”に登場する宝箱を出現させるというもので、この中の宝箱はライフゲージを増加させるのに必要な、大切な命の果実が入っている
気合を入れて入力しよう!!!!

いま一つは、ボクタイDSのクリアカン旧市街、太陽バンククリアカン支店にて「上上下下左右左右LRLR」と入力することで、隠れシナリオが発生するというものである
流星のロックマンとのコラボ、クロスブラザーバンドはこのコマンドでキミのものだ!!

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グラディウス<ゲーム(ファミコン版)>




コピス[Khopesh]<武器>

古代エリエントメソポタミア地方で広く使われた、一体成形の片刃剣
別名シックル・ソード

剣身がS字型という非常に変わった形をしており、その使用法は剣というより斧に近く基本的には突き刺すといった使い方は出来ない
盾ごしで敵を打ちのめすことができるコピスは、接近戦においてかなり有効な武器であると言えるだろう

シンボクに登場するコピスは、曲刀に属する武器である
もっとも早くに手にする事ができる一番弱い曲刀なのだが、その歴史の古さから考えれば致し方ないといったところか

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  シックル・ソード[Sickle Sword]




コラ[Kola]<武器>

ネパールのグルカ族が用いた、片刃で威力の高い曲刀
紀元前20世紀頃から見出せる古代の曲刀コピスの、末裔ではないかと目されることも多い個性的な形をした刀剣である

その特徴とも言える異常に発達した剣の切先は、湾曲した内側に鋭い切刃を有することで振り下ろす際に大きな反動が得られるように工夫した所からきている
さらに柄まで金属製というのも、大きな特徴の一つだろう
その重さによって敵を打ち切るコラは、剣自体の重みを増すことによってより威力を増す
ことができるのである

シンボクに登場するコラは、曲刀にカテゴライズされている武器である
そのグラフィックの特徴は、人目でわかるほどの巨大な切先!!!
これぞまさにコラといったところだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  コピス[Khopesh]




コルセスカ[Corsesca]<武器>

16世紀頃ヨーロッパで使用された、様々な目的で使うことができる槍

刃の両刃から小さな刃が飛び出ている槍である、ウイングドスピアを発展させた槍で三角の両刃の外側に二枚の大きなブレードを追加した攻撃的な槍
突くだけではなく、ブレードに引っ掛けて馬上から敵を引きずり落としたりする事もできる優れものの槍である

ゾクタイに登場するコルセスカも、勿論「スピア」に属している武器だ
その大きな特徴である大きなブレードもきちんと再現されていていて、いかにもコルセスカらしいグラフィックとなっている
また時々敵を麻痺をさせる効果も持っているが、コルセスカの攻撃的な性質をうまく表現しているといえるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ウィングドスピア[Winged Spear]




サーベル[Saber]<武器>

実に様々な形状の刀身を持つ、騎兵用の中型剣

指突専用である直刀タイプ・断ち切り用の曲刀タイプ・両用兼用の半曲刀タイプとその形は非常にバリエーションが多く、ヨーロッパにおいては20世紀初頭まで使われた優秀な騎兵の主要刀剣である

その中でも半曲刀タイプは、非常に変わった特徴を持っている
剣身の切先側1/3が両刃で残りが片刃という、フォールスエッジ(擬似刃)を有し独自の進化を重ねたこのサーベルは、断ち切りだけでなく指突戦法にも用いることができる様工夫を重ねて出して生まれた、素晴らしい多目的刀剣なのである

シンボクに登場するサーベルは、直刀タイプの武器である
バリーエションがとても多いサーベルの中でも、その刀の形状や独特の籠状ヒルトからドイツの直刀タイプのサーベルである、シンクレア・サーベルに近い形状をしている
まさに直刀型のサーベルと言えるグラフィックだろう

関連項目




サーペント[Serpent]<中ボス>

ラテン語で「這うもの」を表す言葉で、転じて蛇の意味を持つ言葉
同じく蛇の意味を持つ言葉「Snake」に比べ、特に大型になる種類や猛毒を持つ種類の蛇に使われる事が多い言葉だ

サーペントは、悪賢いものの例えとして使われることも多い
これは、エデンの園にて人類最初の男女であるアダムとイブに禁断の実を食べさせた蛇がサーペントだというところから来ている

またサーペントといえば、「シーサーペント」の存在を忘れてはならないだろう
大海蛇とも呼ばれるシーサーペントは、世界各国の海で目撃されている巨大な海蛇である
その大きさは最大で数キロメートルにもなると言われるシーサーペントは、古代より語りつがれてきた存在なのだが、現代においても目撃例が絶えない
深海魚である竜宮の使い、鯨や大王烏賊などの見間違いというのが定説だが、決定的な説とは成り得てないのが現状だ

ゾクタイに登場するサーペントは、中ボスとして登場する強力な敵モンスターである
水の中を縦横無尽に動き回るその姿は、やはり只の蛇なのではなく、シーサーペントであると言って間違いは無いだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  シーサーペント[Sea Serpent]




サイズ[Scythe]

農耕道具として発達した武器で、古期英語で「切るもの」を意味する言葉

いわゆる鎌の事なのだが、普段我々が使用する片手鎌はシックルと呼ばれており、サイズはもっと大型の両手で使用する長柄の大鎌の事である
死神のイメージでよく大鎌を持っている姿が描かれるのだが、あの鎌がまさにサイズなので(デスサイズともいう)、それを想像するとわかりやすいだろう

ボクタイの世界において、名前は書かれる事はないのであるがサイズは登場している
DS版サバタの使用する暗黒鎌「ヘル」、これがまさにサイズなのだ
死の名に相応しい武器と言えよう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  シックル[Sickle]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  デスサイズ[Death Scythe]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヘル[Hel]<イモータル><武器>




サントリーニ島[Santorini]

ギリシャの島のうちの一つで、別名テラ島
キクラデス諸島に属していて、世界で最も吸血鬼に汚染された場所と言われている
この島に埋葬した死体は、しばらくした後でも驚くほど腐敗が進まずに新鮮なままに保たれている
その為に、この島には屍鬼が非常に多く存在しているのである

この地方の人間は吸血鬼のことをヴリコラカスと呼ぶのだが、この島にあまりにも多くのヴリコラカスが出現したために、この島の住人全てがヨーロッパ随一の吸血鬼ハンターとなったのも不思議ではないと言えるだろう
実際厄介な吸血鬼が出現すると、サントリーニ島に連れていき退治してもらっていたという話も多いらしい

関連項目




シーサーペント[Sea Serpent]

大海蛇とも呼ばれる非常に大きな海蛇で、単に略してサーペントとも呼ばれている

古来より目撃例が非常に多いことで有名であり、特に近代では軍艦による目撃情報が大きく新聞に載るなど多くの人々の話題となったりしたのだが、その正体は依然不明なままの謎の存在である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  サーペント[Serpent]<中ボス>




ジェームズ・マルコム・ライマー[James
Malcolm Rymer][1814-1881]<人物>

極めて多作で知られるイギリスの作家
週刊・月刊形式で発売された大衆向け一般小説、ペニー・ドレッドフル(Penny Dreadful)の人気作家

主な作品として、黒い僧(原題:The Black Monk)・裏切られたアダ(原題:Ada The Betrayed)・そして吸血鬼ヴァーニー、血の晩餐(原題:Varney the Vampyre,or the Fest of Blood)等がある
中でも一番の成功を収めた吸血鬼ヴァーニー、血の晩餐は、109週にも渡って書かれた
超大作で、その長さは868ページ・全220章というとんでもない作品だ

いや!!これは流石に長すぎでしょ!!

登場する吸血鬼フランシス・ヴァーニーは、ジョン・ポリドリの書いた吸血鬼ルスヴン卿の後を継ぐ貴族的な吸血鬼で、その特徴の多くはドラキュラ伯爵に受け継がれている
原稿料が1行単位で支払われるペニー・ドレッドフルの世界において、小説を長く書けるという技能はとても有用であり、ジェームズ・マルコム・ライマーはまさに天職であったに違いない

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  フランシス・ヴァーニー<人物>
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ジョン・ポリドリ<人物>
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ルスヴン卿<人物>




シェリダン・レ・ファニュ[Sheridan Le Fanu][1814-1873]<人物>

アイルランドの作家で、フルネームは、ジョセフ・シェリダン・レ・ファニュ
特に有名な作品としては、緑茶(Green Tea)[1872]及びガラスの中に暗く(In a Glass Darkly)に収められた吸血鬼カーミラ(Carmilla)[1872]があげられる

古いユグノー家の出身であるシェリダンは、イギリスの劇作家であり政治家でもあったリチャード・ブリンズレイ・シェリダン[Richard Brinsley Sheridan]の甥の子供であり、由緒正しい家の生まれだった
トリニティ・カレッジを卒業後、シェリダンはいくつかの新聞の編集に従事したのだが、殆んどの小説をダブリン・ユニヴァシティ・マガジンに匿名で発表している
1844年に結婚したシェリダンは、1858年にその妻が急死したのをきっかけに隠遁者のようになり、ベッドの中で恐怖譚や幽霊譚を書き綴った

生前はまったく無名に近かったシェリダンなのだが、ホラー小説の巨匠であり学者でもあったモンタギュー・ローズ・ジェイムズがシェリダンを非常に敬愛していたために、一躍有名になった
そしてアルジャーノン・ブラックウッドやエドワード・フレデリック・ベンスン等、20世紀を代表する怪奇作家達の尊敬を集めることとなったのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集 
   モンタギュー・ローズ・ジェイムズ[Montague Rhodes James]




シックル[Sickle]

鎌の事

普段我々が使用する、片手で扱う小鎌の事を表している
その形状から、三日月状のものを表す言葉に使用されることも多い

DS版サバタが使用する暗黒鎌「ヘル」は、鎌は鎌でもこのシックルではなく大鎌の「サイズ」と呼ばれる鎌である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヘル[Hel]<イモータル><武器>




シックル・ソード[Sickle Sword]

シックル(鎌)とソード(剣)を合わせた言葉、いわゆる鎌剣のことで、別名コピス

50〜80cm程度の小さめの曲剣なのだが、何といってもその特徴ともいえるS字型の剣身は、他の刀剣に見ることが出来ない変わったものとなっている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  シックル[Sickle]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  コピス[Khopesh]




ジャグラー[Jugger]<武器>

ラテン語で「冗談を言う」事を表す言葉
いわゆる曲芸師のこと

特に投げ物を得意とする曲芸師のことを指すことが多い
また、ぺてん師や奇術師等、騙すことや物事を誤魔化すニュアンスが含まれることもある言葉でもある

ボクタイの太陽銃フレーム、ジャグラーは特殊系フレームのうちの一つだ
その能力は、唯一と言っても良いくらいの性能である、壁で跳ね返るというものだ
影に潜む敵や、狙いにくい所にあるスイッチを押すなど、その使用用途は広い

シンボクに登場する太陽銃フレーム、ジャグラーも反射するショットを放つ特殊フレームだ
壁を跳ね返りながら進む様は、まさに曲芸師という名に相応しいと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  ジャグラー




ジャベリン[Javelin]<武器>

投げる事を前提に作られた、軽くて短い槍
いわゆる、投擲槍の事である

ただし槍といっても槍としての強度はあまりなく、あくまで投げることのみに特化した槍なので、手で持って敵の武器に立ち向かうと言った使い方は、基本的にできない

投擲時は、柄についてある紐を巻きつけて回転させることで、より遠く、そしてまたより安定して投げることができる
さらにスピアスロウワーという道具を使用することで、安定した投擲を行うことができた

ボクタイの太陽銃フレーム「ジャベリン」は、ヘビーショット系のフレームだ
太陽銃の中でも、最高クラスの攻撃力・マヒ力・吹っとばし力を持っており、是非早いうちに手に入れたいフレームである
超接近攻撃を得意とするヘビーショットの名前としてはいささか不思議な気もするのだが、離れたところから投擲されるその脅威を考えれば、十分理解できると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  ジャベリン
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スピアスロウワー[Spearthrower]




秋水[Autumn Water]<武器>

秋頃の非常に澄みきった水を表す言葉
また、曇りなく研ぎすまされた刀を指す言葉でもある

シンボクに登場する秋水は、刀にカテゴリーされる武器のなかでもトップクラスの強さを持っている
まさに曇りなき刃の名刀と言えるだろう

関連項目




ジョージ・ゴードン・ノエル・バイロン[George
Gordon Noel Byron][1788-1824]<人物>

英国の詩人である、バイロン卿のフルネーム
→バイロン卿参照

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バイロン卿[Lord Byron]




ショートソード[Short Sword]<武器>

剣身(ブレイド)が短い事を意味する、ショートの名を冠する剣
要は、文字通り小剣

主に歩兵が白兵戦を繰り広げるときに使用した為、長さは70cm、長いものでも80cmくらいに調整されている剣であり、人が密集した場所や狭い場所でも有効に使える素晴しい武器と言えよう
14世紀におきた百年戦争において、イギリスによって騎士を下馬させて敵を迎え撃つといった戦術が生まれたが、このとき好んで使われたのもこのショートソードだ

ゾクタイのショートソードは、焼き入れ法という技術を用いたものに近いデザイン
鋼の技術が生まれる前の時代には、鉄の硬化技術としてもっとも一般的だったもので、古代ギリシャやローマの文献にも記されているものだ

シンボクのショートソードは、まさに鋼の技術によって生まれたものに近く剣先が鋭い印象だ
鋼の技術によって刃の肉厚が薄くなることによって切先が鋭くなり、軽量化にもなって一石二鳥!
切ることに加えて、突くという選択も得ることとなったショートソードである
14〜16世紀に活躍した重装歩兵がよく使用したというのも頷ける、万能の扱いやすい武器だ

関連項目




ショウズリ[Chauve Souris]

フランス語でバット、つまり蝙蝠を表す言葉

いわゆる二枚の大きな羽根がついた槍であるコルセスカの一種なのだが、フランスでは蝙蝠の羽根のような変わった羽根をつけていたために、蝙蝠の名がついたのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バット[Bat]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  コルセスカ[Corsesca]




ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ
[Joseph Sheridan Le Fanu]<人物>

アイルランド人の怪奇小説家、シェリダンのフルネームである
→シェリダン・レ・ファニュ参照

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  シェリダン・レ・ファニュ[Sheridan Le Fanu]




ジョン・ポリドリ[John Polidori][1795-1821]
<人物>

イギリスの作家であり、詩人
弱冠19歳でエディンバラ大学の学位を取得した秀才であった

バイロン卿の主治医として選出され、1816年のヨーロッパ旅行の際には彼とともに旅をしたのだが、バイロン卿の態度がかなり冷酷であったために二人はすぐに不仲となった
その後も旅は続いたが、次第にジョン・ポリドリはバイロン卿に対して、深い恨みを抱くようになった

ジュネーブのレマン湖畔、ディオダティ荘にて行われた有名な怪奇小説競作においては『骸骨の頭を持つ女性の恐ろしいアイデア』を書いたが、バイロン卿の『断章』・メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』を見て非常に劣等感を感じたらしい

そして二人の不仲は続き、1816年9月ジョン・ポリドリは突然解雇されたのである
恨みぬいたジョン・ポリドリは、文学上でバイロン卿に復讐する事を思いつく
バイロン卿の『断章』を骨組みにして小説『吸血鬼〜ある物語』を書き上げニュー・マンスリー・マガジン1819年4月号にバイロン卿の名前で勝手に発表したのだ

そりゃないぜ!!!!!

小説に登場する吸血鬼『ルスヴン卿』は、非常に冷酷な紳士でバイロン卿に非常にそっくりであったため、話題に話題を呼んでヨーロッパ各国に翻訳された
二人の不仲は、意外にも吸血鬼文学の幕を開くきっかけとなったのだ

関連項目
 感想  バイロン卿「断章」
 感想  ジョン・ポリドリ「吸血鬼〜ある物語」
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バイロン卿[Lord Byron]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ルスヴン卿[Lord Ruthven]




不知火[Mysterious Lights On The Sea]

九州八代の沖にて、陰暦七月末頃の夜に無数に見える火影を指す言葉
別名、龍神の灯火

横一列に並ぶその火影は海面10m程の高さの場所から確認でき、その炎の数は数千にもなるという
蜃気楼の一種である不知火はその原理が長きに渡って解明されず、その為に古来より炎の妖怪とされてきたのである

シンボクに登場する不知火は、刀にカテゴライズされている武器の一つである

炎の力を秘めた刀であり、グラフィックも刀身が猛々しく燃え盛るまさに炎の刀
不知火の名に相応しい刀と言えるだろう

関連項目




シルバー[Silver]

アングロサクソン語で「銀」の意味である「Siolfur」を語源に持つ言葉で、47番目の元素である銀を表す言葉
元素記号のAgは、ラテン語で「輝く」の意味である「argentum」から取られたものである
日本語である「銀」は、根っこのようにいつまでも残る金属の意味で、大和言葉では白金(しろがね)とされる
金属の中でも特に電気伝導率・熱伝導性が高く、可視光線の反射率が高い

銀イオンは殺菌力が強い事で有名なのだが、これは古代より知られていた事である
泉や井戸の中に銀貨を投げこんだり、食器や医療器具に銀が使用されてきたのは、すべてこの銀の殺菌力から来ているのである

また、硫黄と化学反応をおこして黒ずむといった特徴もある
中世では毒としてヒ素がよく使用されたが、実際は純度はあまり高くはなく硫化物がかなり含まれていた
銀食器を使用してその変色によって毒から身を守ったという話はよく耳にするのだが、この化学反応からくる古来よりの智恵の賜物なのである

これらの、銀の殺菌力や毒による変色は、魔から人を守る不思議な力を持つ金属として、そしてまた魔を封じる特別な金属として、魔よけなどに古代より使用されてきた
ファンタジーの世界において銀製の武器が、通常では傷つける事のできない魔物等にダメージを与える事が出来る特別な力を持っているのは、魔に打ち勝つことの出来る銀の力による事は明白だろう

ゾクタイに登場する武器であるシルバーメイスとシルバーフレイルは、双方ともハンマータイプに属する武器で、銀製のメイス・銀製のフレイルである
その力は、魔の象徴ともいえるファントムタイプやアンデッドタイプへのダメージがより増すというもの
古来より魔に対して強力な力を持つとされてきた、シルバーに相応しい力を持った武器である
またゾクタイに登場するシルバーコフィンは、銀製の棺である
敵に全く発見されないというその大きな特徴は、銀が魔よけとして使用されていたという事実に基づいて設定されているのだろうか

シンボクに登場するシルバーエッジは、曲刀にカテゴライズされている武器である
その刀身は銀製であり、敵を麻痺させるという特別な力を持っている
魔を封じる銀の力をうまく表現していると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  メイス[Mace]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  フレイル[Flail]




深山[Deep Into The Mountain]

人里離れた山の奥にある深い山の事を表す言葉で、元々は山の美称
人里に近い山の意味である外山に対して、人里離れた山を奥山というが、深山も同義の言葉と言えよう

シンボクに登場する深山は、刀にカテゴリーされる武器である

大地の力であるアース属性を帯びたその力は、山の奥の神聖な霊山の名に恥じない優秀な刀である

関連項目




シンマラ[Sinmara]

炎の国ムスペルヘイムの王であるスルトの妻

魔剣であるレーヴァティンの所有者であり、レーギャルンという名の箱に九つの錠前をかけて大切に保管している

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペルヘイム[Muspellheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スルト[Surt]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レーヴァティン[Laevetein]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レーギャルンの箱[Laegjarn's Chest]




スキアヴォーナ[Schiavona]<武器>

剣での切り合いの際に自分の拳が負傷しないように、ヒルト(柄)を籠状にして覆って防御している、長さ70〜85cm程度の工夫ある広刃剣
いわゆる、ブロードソードの一種と言えるだろう

語源は「slavonic」(スラブのの意)であり、ヴェネツィア共和国スラブ人が使用していたところから来ている
実際は、スキアヴォーナは国王の親衛隊が使用していた由緒正しい剣であった
19世紀目前に部隊が解散させられてしまうその時まで、彼らの強烈な象徴でもあったのだ

シンボクに登場するスキアヴォーナは、長剣のカテゴリーに属している
拳を守るべく、その柄はかなり大きめのデザインをしているのが特徴的で、スキヴォーナをうまく表現していると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ブロードソード[Broad Sword]




スケイルメイル[Scale Mail]<防具>

動物の皮をなめして作った鎧・レザーアーマーに、ウロコ状の鉄板を縫い付けた鎧
鉄板は、単純にその防御力を高めるのに十分な効果を持っていたが、重量はかなりのものがあった

Scaleとは、古期フランス語の”殻”を意味する言葉で、転じて鱗の意味合いを持つまさに鱗の鎧である
古代メソポタミアのフリル人が作り出したと思われるこの鎧は、長方形の鉄板を縫い合わせたもので、ラメラーアーマー(Lamellar Armor)と呼ばれた
後のローマ時代になると、士官クラスの兵士が鱗状の鉄板を縫い合わせた鎧を使用するようになったが、これらを一般的にスケイルメイルと呼んでいるようだ
14世紀頃に登場した鉄のベスト、ブレスト・プレート(コート・オブ・プレート)が登場するまで、長く活躍することとなった防御力の高い鎧だ

ゾクタイに登場するスケイルメイルは、ウロコ状の鉄板が縫い付けてあるというよりはむしろ長方形の鉄板が縫い付けてあるように見える
フリル人のラメラーアーマーに近いと言えるデザインだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レザーアーマー[Leather Armor]




スケルトン[Skeleton]<ザコ・シング・湧き敵>

ギリシャ語で「乾いたもの」を表し、転じて骨格・骸骨を意味する言葉
スケルトンとはひとりでに動く骸骨のことで、アンデッドモンスターの一種である

魔法使いにかけられた魔法によって動かされていたり、霊が憑依したりと、超自然的な力によって仮の命が込められた骸骨であり、その魔力が続くうちはその体は動き続けるのである
生前の武具をそのまま装備しているスケルトンも存在し、そのバリエーションは多種に渡っている

スケルトン自体はさほど強力なモンスターというわけではなく、多少力をつけた冒険者なら簡単に蹴散らす事ができるのだが、見た目が骸骨だからといって油断するのは軽率だ
ドラゴンの牙から生まれるドラゴントゥースウォーリアや、最強のアンデッドであるリッチは見た目はただの骸骨なのだが非常に強力なモンスターであり、油断すれば命取りとなりうるからである

ボクらの太陽以外のシリーズに登場するスケルトンは、骸骨の姿をしたアンデッドモンスターである
ただの骸骨だけではなく、多くの剣技を持つ剣士タイプのスケルトンフェンサー、ボウを装備し長距離攻撃を仕掛けてくるスケルトンアーチャーなどその種類も多く、まさにスケルトンという感じである

さらにシンボクには、スケルトンの上位のモンスターとも言えるであろうブラックスケルトン・ブラックフェンサー・ブラックアーチャーも登場する
月の一族最後の楽園の崩壊と共に登場するこれらのモンスターは、最強クラスのアンデッドである闇の黒きスケルトンである
もしかするとその恐ろしい力は、光と闇の長き戦いの犠牲となった者達の深い悲しみが、その身に宿り動き続けているのかも知れない

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドラゴントゥースウォーリア[Dragon Tooth Warrior]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  リッチ[Lich]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  フェンサー[Fencer]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ボウ[Bow]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アーチャー[Archer]




スタチュー[Statue]

ラテン語で「立っているもの」を表す言葉で、転じて彫像・塑像という意味合いを持っている言葉である
古代神殿における神々の姿を模した彫像など、スタチューは至るところで見かけることができるだろう

また、スタチューに見せかけて侵入者を襲うものも多い
彫像のようにピクリとも動かず、油断したものを背後から襲いかかろうとするガーゴイルや、じっと宝物を守り続ける生ける彫像ゴーレムなど、数えればキリがないくらいだ

シンボクに登場するスタチューオブガルムは、シングに属するモンスターである
ボクタイに登場したイモータルであるガルムを模した氷の彫像であり、誘導する冷気を放つ難敵だ

ボクタイDSに登場するライオンスタチュー・サーペントスタチューは固定敵に属する敵である
ライオンスタチューはライオンを模した石像で、口からソルビームを吐く敵だ
その姿はシンボクに登場する敵である石像を彷彿させるだろう

サーペントスタチューは、ゾクタイに登場した中ボスであるサーペントを模した氷の彫像である
氷結効果のあるコールドブレスを吐く難敵であり、攻撃範囲の広さは脅威と言える
いずれもスタチューらしく自ら動くことは出来ないので、遠距離から攻撃するなど死角から攻撃することを心がけよう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ガーゴイル[Gargoyle]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ゴーレム[Golem]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ガルム[Garmr]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  サーペント[Serpent]




ステップ[Step]<太陽銃・バイクパーツ>

歩みや歩幅、足音や足跡などを表す言葉
また一歩一歩進む様から、階段や物事の段階を表す言葉でもある

ボクタイに登場するステップスは、姿が見ることができないアンデッドである
普段見えないものが見える千里眼の実などを使わないと、足跡しか見えないステップスは、その足跡自体が名前となっているのである
実に面白いネーミングだ

シンボクに登場するマジカルステップは、棺桶バイクの攻撃力が上昇するバイクパーツの一種である
ステップとは足を置いておくバーの事なのだが、荷重をコントロールすることによってバイクの挙動を制御する事ができる、大切なパーツでもある
マジカルというくらいだから、魔法的なパワーで攻撃力が上がるのだろうか

関連項目




ストーカー[Stalker]<武器>

古期英語で「こっそり歩く」ことを表す言葉

特に異性に対し、怨恨もしくは好意を持つ等の理由で執拗に付きまとう行為、いわゆるストーカー行為は、このストーカーという言葉の持つ「忍び寄る」という意味をよく表した言葉であると言えよう

ストーカーという言葉には、「忍び寄る」以外にもう一つの意味を持っている事はあまり知られていない
それは忍び寄るとはまったくの正反対の意味である、「堂々と歩く」という意味である
有名なゲームであるランドストーカーも、「大地をこそこそと歩く者」という意味ではなく、「大地を闊歩する者」という意味なのである

ボクタイの太陽銃フレーム「ストーカー」は、特殊系フレームの一つである
このフレームの特徴である特殊弾は、敵を追尾する誘導弾となっている

シンボクに登場する太陽銃フレーム「ストーカー」も、誘導弾を発射する特別な太陽銃である

双方の太陽銃とも、「堂々と歩く」という意味では無く「忍び寄る」という意味であると考えて良いだろう

関連項目




スパイダー[Spider]<アンデッド・ザコ・ビースト・
ザコ敵>

古期英語で「紡ぐもの(Spinner)」を表す言葉で、いわゆる節足動物の蜘蛛の事
昆虫と似ているが足は八本で、頭部と胸部の区別がないのが特徴

細い糸で網を張り昆虫等を捕食するイメージが強いが、意外と地を這いそのまま捕食するものも多い
昆虫の天敵であるイメージが強いスパイダーだが、実は昆虫が天敵でもある
これは、昆虫に比べて非常に体が柔らかい為に、餌として狙われる事が多い為である

全シリーズに登場するスパイダーは、蜘蛛のモンスターである
攻撃力自体はたいしたことない敵なのだが、目に見えない蜘蛛の巣を張られるとやっかいな事となる
もし蜘蛛の巣に捕まった際には、すばやくレバガチャで脱出するように心がけよう

関連項目




スパルトイ[Spartoi]

「蒔かれたもの」を表す言葉で、軍神アレスの子である竜の牙から生まれた種族であるテーバイ人の事を指す言葉である

ギリシャ神話において地面に蒔かれた竜の牙から生まれたとされるスパルトイは、地中より生まれたその時から完全に武装された姿であり、強力な戦士である
竜の牙の戦士、いわゆるドラゴントゥースウォーリアは、このスパルトイがモチーフとなっている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドラゴントゥースウォーリア[Dragon Tooth Warrior]




スピア[Spear]<武器>

最も古典的でシンプルな作りをしている武器の一つで、いわゆる槍の事である
切先を持つ穂先と柄との組み合わせによる武器で、刺突して使用する
扱いやすく、また特に訓練の要らない武器として世界中で使用された武器で、銃器が発達するまで最も使用された

ショートスピアとロングスピアに大別されるが、特にその違いは無く、柄の長さが長いか短いかという違いだけである
ショートスピアは、長くても人間の身長並みの長さの短い槍で、古代の戦闘は専らショートスピアでの突き合いがメインであった
また短くて軽い為に、肩越しに構えて威嚇したりそのまま投げつけるといった使い方ができるところが利点である

一方ロングスピアは、長いと3mクラスにもなる長槍で、接近戦での立場を少しでも有利にするために、敵よりも遠くの間合いから攻撃するために生まれた武器だ
ショートスピアに比べてかなり有利に攻撃できるのだが、その分扱いが難しいものとなっている
ただ、徒歩の兵士も、騎兵での馬上の使用においても、接近戦及び遠距離戦用としても有用であったロングスピアは、非常に長い間使用された万能武器であった

ボクタイに登場する太陽銃フレーム「スピア」は、威力の高いショットを撃つ事ができるヘビーショット系フレームだ
意外にも超接近用の太陽銃なのだが、その有用さはスピアそのもの!
序盤で入手が可能なため、その恩恵に預かることも多いだろう

ゾクタイの武器のカテゴリーである「スピア」は、2マス先まで攻撃ができるという、非常に有利に戦闘を進めることができる便利武器だ
リーチの長い攻撃を仕掛けてくる暗黒の根やオクトパス、足場が限定されるドヴァリン戦などは、特に有利に戦えるだろう
ただし直線的な攻撃とその遅い攻撃スピードには注意が必要だ
すばやい攻撃やまとわりつくような攻撃を行う敵には、使用を避けたほうが良い
さらにその真価が問われるのは、離れたスイッチを作動させたり、属性キューブを2マス
動かせるなどのパズル面での使用での有用性であろう

ゾクタイに登場する武器であるショートスピア、ロングスピアは、もちろん「スピア」にカテゴライズされている武器だ
ショートスピアはいかにも短い印象を受けるいかにも槍といったイメージ、ロングスピアはその長さをパースでうまく表現している
双方ともその特徴をうまく表現した好グラフィックと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  スピア
 




スピアスロウワー[Spearthrower]

引っ掛かり部分を持っている、木の木片
投げ槍である「ジャベリン」を、より遠くより安定して飛ばす事を目的に作られた道具で、いわゆる投擲具のうちの一つである

ジャベリンの後端をスピアスロウワーに乗せて投げる事によって、より遠くに、そしてより命中率の高い投擲を行う事ができるのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ジャベリン[Javelin]




スライム[Slime]<ファントム・ザコ敵>

一定の形状を持つことの無い、ドロドロネバネバした粘液状生物の総称
ジメジメした洞窟などの天井に潜み、迂闊に近寄る獲物めがけて飛びかかる、非常に厄介な敵である

ゲームの世界では最弱のモンスターとされることも多いスライムなのだが、実際は毒や麻痺、酸といった特殊能力を持ち、その体は剣や槍などといった物理攻撃が効かないというかなりの強敵であり、特に同化能力の高いスライムともなると、金属・衣類・革など石以外の全てのものを自分と同じスライムへと変えてしまう

このスライムに張り付かれたが最後、弱点である炎で自らの体ごと焼き払うしかスライム化を逃れる術はないのである

ボクらの太陽以外の3シリーズに登場するスライムは、ゼリー状のカラフルな敵である
近づくものに突如飛びかかり、毒や引火、石化といった状態異常を引き起こす様は、まさにスライム! 敵の中では最弱ランクなのだが、状態異常はやはり恐ろしいので、油断せず対処したいところだ

関連項目




スルードゲルミル[Thrudgelmir]<巨人>

原初の巨人ユミルの子で、後の巨人達の始祖であるベルゲルミルの父親
ミーミルとベストラが生まれた後に、ユミルの足から生まれでた六つの頭を持つ巨人で、その名前は「力の叫び」を意味している

力の叫びとは、とってもおっかない名前の巨人ですね!!!

巨人の国ヨトゥンヘイムに住む巨人達の、いわば祖といえる存在だろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ユミル[ymir]




スルト[Surt]<巨人>

炎の巨人ムスペル達の王であるスルトは、「黒」の意味を持つ巨人である
その手に持つ魔剣レーヴァティンは(レーヴァティンではないとする説もあり)、太陽を凌駕する輝きを放って全てのものを焼き尽くす力を持つ炎の剣であり、彼らの国であるムスペルヘイムの国境で絶えず侵入者が来ないように見張りをしているのである

神々と巨人の最終決戦であるラグナロクには、天地をつなぐ虹の橋ビフレストも崩れ落ちるほどの凄まじい勢いでムスペル達と共に侵攻し、神々を大いに苦しめた
スルトの戦った相手は、神々の中でもオーディンやトールと並ぶ実力者のフレイであり、その両者の戦いは非常に激しくラグナロクの最後まで決着がつかなかった
そのフレイが黒の王スルトに敗れる時、それはラグナロクが終結する時であり、そしてまた全世界が炎に包まれる時でもあるのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペル[Muspell]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レーヴァティン[Laevetein]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペルヘイム[Muspellheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  トール[Thor]




千夜一夜物語[Thousand and One Nights]

王妃が奴隷と浮気していた事を知り、全ての女性が信じられなくなったシャリアール王のために、大臣の娘であるシャハラザードが千一夜に渡って語り聞かせた物語

毎晩新しい妃を迎えては、次の日の朝には殺してしまう事によって浮気を防止していたシャリアール王なのだが、新しい妃となったシャハラザードとその妹ドゥンヤザードの話があまりにも面白いために続きが気になり、どうしても彼女を殺すことができなかった
そして千一夜過ぎた時、シャリアールは元の名君に戻っていたのであった

中でも「アラジンと魔法のランプ」・「アリババと40人の盗賊」・「シンドバッドの冒険」が有名である
千夜に渡る物語の中には、ボクタイの世界でもお馴染みであるグールの語源ともなったアルグールである、アミネの話も存在する

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アミネ[Amine]




センチピード[Centipede]<ザコ・ビースト>

ラテン語で、「百本の足」を表す言葉であり、いわゆる百足(ムカデ)の事
多脚の節足動物で基本的には脚の数は奇数、種類によっては敵に襲われた場合に自分自身で脚を切り落とす事ができるものも存在する

とかげのしっぽ方式の防御法ですね!!まさに!!

大型の牙(顎肢)に強力な毒腺を持っており、その毒を使って小動物や昆虫などを捕食する
人間が咬まれても非常に痛みを感じるほどの強い毒である

ゾクタイ・シンボクに登場するセンチピードは、まさしく見た目そのまま百足のモンスターである
ダメージを与えるとどんどん短くなっていくのだが、短くなっても激しく動きまわるその様は、生命力の強い百足をうまく表現していると言えるだろう
またセンチピードはおいしい肉をドロップするのだが、これは古来より百足の乾物が薬として使用されてきた事や、漢方の材料として使われてきた事に由来しているのかも知れない

関連項目




ソウルケーキ[Soul Cake]

干しぶどうの目が与えられた、人間そっくりの形をしたパン
ボヘミア・ベルギー・オーストリア等の風習である

毎年一晩だけ戻ってくるという死者の飢えを満たすために、死者を偲びながらケルト人の新年である万聖節の日に、このソウルケーキを焼き、そして翌日それを食べる風習を指している
死者が食物を口にし、そして家族と一緒に生活することによって、屍鬼になってしまうのを防いでいたのである

キリスト教では、干しぶどうが入った四角いケーキをソウルケーキと呼び、万霊節の日に死者の魂に祈りを捧げる「ソウルリング」の風習に用いられた
この「ソウルリング」は、歌いながら家から家へソウルケーキをもらいながら歩くというもので、現在のハロウィンの原型となった風習である

関連項目




ゾンビ[Zombie]<ザコ・アンデッド>

もともとアフリカのナイジェリアやコンゴの部族の言葉で「蛇神」を表す言葉だが、西インド諸島におけるヴードゥー教の呪術師によって甦らせられた死体の、魔術的な力をさす言葉として使用されている

自分の思うままに操れる生きた死者であるゾンビは、呪術師の言うことに背くことなく永遠に働き続ける意思の無い下僕として、有用に利用されてきたらしい
同じく生きた死体のヴァンパイアとの違いは、血を欲しないこと・口がきけないこと・その体が腐敗している場合があること・魔術的な力によってのみ動いていることなどである
映画等に登場するゾンビ、いわゆるリビングデッドは、ヴードゥー教とは少し趣の違うゾンビだが、むしろ現在のゾンビのイメージはこちらのものに近いだろう

ゾクタイ・シンボクに登場するゾンビは、食屍鬼であるグールの上位に位置するアンデッドモンスターである
感染してゾンビにされる事はないものの、多少の知性を感じさせる行動をとる事などを考えると、リビングデッド型のゾンビと言えるのではないだろうか

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  リビングデッド[Living Dead]




ダーイン[Daiin]<イモータル>

世界樹ユグドラシルに害をなす牡鹿のうちの一匹

「死」の名前を持つ不吉な牡鹿で、仲間の牡鹿であるドヴァリン・ドゥネイル・ドゥラスロールと共にユグドラシルを傷つけている

ゾクタイに登場するダーインは、イモータル四兄弟の長男である
闇を統べるその存在は、まさに「死」の名に相応しいと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドヴァリン[Dvalinn]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドゥネイル[Duneyrr]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドゥラスロール[Durathror]




太陽の東 月の西[Ostenfor Sol Og
Vestenfor Mane]

ノルウェーの古い民話、「Ostenfor sol og Vestenfor Mane」の事
ノルウェーの民話研究家であるペテル・クリスティン・アスビョルセン(Peter Christen Asbjornsen)とヨルゲン・モオ(Jorgen Moe)の二人によって、世界で初めてノルウェーの古い民話がまとまった本として出版されたのだが、「太陽の東 月の西」はその中の一つの民話である

物語は、ある百姓のもとに突然白熊が現れるところから始まる
家族が大金持ちになれることを条件に、一番下の美しい娘に求婚するために訪れたのである
白熊の突然の結婚の申し出に最初は嫌がっていたのだが、いつも自分の家族の事を一番に考えている娘は結婚を承諾した

約束どおり百姓一家は大金持ちとなり、何の不自由もなく幸せに暮せる身分となった
だが、その幸せも長くは続かない
ふとした事から白熊を信じられなくなった娘は、白熊との約束事をたがえてしまう
それに気づいた白熊は、自分の正体が呪いをかけられた王子であることを娘に明かすのだが、同時に約束をたがえられてしまった為に呪いがとけなくなった事実も告げたのであった
さらにその事が原因となって、王子はトロルの城に捕われの身となってしまうのである
深く悲しみ嘆いた娘は、王子がいるというどこにあるともわからないトロルの城を目指して旅立っていくのだった

幾人もの魔女や風の兄弟に助けられながら、世界の果てを冒険するというとても面白い民話といえるだろう
「太陽の東 月の西」とは世界の果てにあるトロルの城の名前の事である

関連項目




ダガー[Dagger]<武器>

ラテン語の「dacaensis」(ダキア人の意)を語源にもつ、全長30cm前後の非常に短い剣
いわゆる短剣、匕首の事

構造としては剣と同じ造りなのだが、かなり大きさが小さい為に、振り下ろすよりも突く攻撃がメインとなる
普通の武器と違いリーチもダメージも小さいために、超接近戦をしかけて徹底的に急所を狙ったり、暗殺用に毒を塗って攻撃するなど、工夫が必要な武器である

ボクタイの太陽銃フレーム、ダガーは連射攻撃ができる連射ショット系である
その軽快なフットワークをいかしたダガーにぴったりのフレームと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  ダガー




チェインメイル[Chain Mail]<防具>

ケルト人が作ったといわれている鎧で、動物の皮をなめして作った鎧・レザーアーマーに、鉄で作られた3cm程度の金属の輪っかを鎖のようにつなぎ合わせて、シャツのようにした鎧
ホーバーグと呼ばれる鎧も、チェインメイルの一種である

チェインはラテン語の”鎖”の意味で、まさしく鎖の鎧、鎖帷子だ
剣による傷を防ぐのに非常に有効で、しかもすぐに着たり脱いだりできる機動性が何よりの利点であり、長い間兵士の為の万能な鎧として活躍した
この鎖の鎧チェインメイルに金属の鉄板を覆って強化を施した鎧が、プレートメイルと呼ばれる鎧である

金属加工が発達し金属板のみを加工して作られた鎧・プレートアーマーが出現すると、チェインメイルはその稼動する部分の防護のために使用されることとなった
そのシャツのような特性が、ここでも役にたったというわけだ

ゾクタイ・シンボクに登場するチェインメイルのデザインはほぼ同じだが
その綺麗な縦じまが鎖状の金属の輪っかを髣髴させる好ドット絵だ

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レザーアーマー[Leather Armor]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ホーバーグ[Hauberg]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  プレートメイル[Plate Mail]




ツヴァイハンダー[Zweihander]<武器>

両手で使用するように柄を長めに作ってある、180cmをゆうに超える大剣
いわゆる両手剣、ツー・ハンデッド・ソードのこと
ツヴァイハンダーとはドイツ語での読み方なのだが、普通のツー・ハンデッド・ソードとは少々形状が異なっていた変り種だ

特に変わっているのはその柄で、普通でも長いその柄をさらに延長して、長いリカッソ(刃根元)を持っているツー・ハンデッド・ソードだった
このリカッソをうまく使うことによって、さらにツー・ハンデッド・ソードの長所である「高威力」をさらに強めたのだ
通常のツー・ハンデッド・ソードより威力が増し防御にも優れるツヴァイハンダーは、15世紀中期から16世紀末期まで歩兵用の武器としてドイツの部隊に広く愛用されたのも当然といえるだろう

ゾクタイのツヴァイハンダーは、やや大きめのロングソードといった感じだが、時々ダメージが増えるその特徴が、リカッソで威力を増すその特徴をうまく現している

シンボクのツヴァイハンダーは大剣のカテゴリーで、そのグラフィックもいかにもツヴァイハンダーらしい迫力のある巨大な剣となっている

関連項目




デスサイズ[Death Scythe]

いわゆる死神が持っている、大振りの鎌の事を指す言葉
単に、サイズともいう

一瞬で命を奪ってしまう死神のイメージに相応しい、恐ろしい姿をした武器だろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  サイズ[Scythe]




テンペスト[Tempest]<武器>

テンペストとは、ラテン語で時を意味する「tempus」を語源にもつ言葉で、暴風雨を表している
また騒動など大騒ぎしている状態も指し、有名な慣用句 《a tempest in a teacup》(コップの中での騒動=つまらないイザコザの意味)等は非常に面白い使い方と言えるだろう

ボクタイの太陽銃フレーム「テンペスト」は、蒼空の塔最上階のクラウドの扉に鎮座してある、回転スプレッド系最強のフレームだ
その威力は、同系列のフレーム「アクセル」の倍、吹っ飛ばし能力にかけては何と6倍ものパワーで、まさに名前のとおり暴風雨である
ただし、かなりエネルギー消費が激しいフレームなので使用には注意を要する

シンボクに登場する太陽銃フレーム「テンペスト」は、回転しながら周囲を攻撃するという太陽スプレッドの攻撃方法をとった全方向対応太陽銃だ
ただし、威力はファイターと同等でしかもかなり激しくエネルギーを消費する
狙いが定めにくく纏わりつくような敵、クロロホルンやバット等を一掃するのに便利な太陽銃と言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  テンペスト




トール[Thor]

北欧神話における雷神であり、神話最強の神のうちの一人
アースガルズに住むアース神族の中でも、オーディン・ロキに並ぶ程の有名な神で、愛らしくわかりやすいその性格は、多くの人々の信仰を集めた
主神であるオーディンと大地を司る女巨人ヨルズとの間に生まれた子供で、立派な赤髭を蓄えた偉丈夫である

その名を有名にしているのは、やはりその手に持つ武器だろう
その威力はすさまじく、また投げつけても再び手に戻ってくるという素晴らしい武器であり、神の宿敵である巨人達をことごとく打ち倒したそのハンマーの名は、ミョルニルといった
ゾクタイに登場する最強のハンマーの名前はミョルニルという変わった名前なのだが、この名前は勿論このトールのハンマーからきているのだ

またトールは、もう一つ大きくボクタイと関わっている
トールと三回もの大勝負を繰り広げた、生涯の敵ともいえる存在である
その三回目の勝負に、トールはその敵と相打ちして果てるのだが、その生涯の敵こそがボクタイの世界に大きく関わっている存在なのである
その生涯の敵とは、ロキと女巨人アングルボザとの間に産まれた三兄弟のうちの一人ヨルムンガルド、ゾクタイ変異域の最深部に存在する終末の獣なのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヨルムンガンド[Jormungandr]




ドヴァリン[Dvalinn]

世界樹ユグドラシルに住む、「ためらわせるもの」を意味する名前を持つ牡鹿
他の牡鹿ダーイン・ドゥネイル・ドゥラスロールと同様、ユグドラシルを枯らせてしまう大きな要因となっている

ゾクタイに登場するドヴァリンは、イモータル四兄弟の長女である
「ためらわせるもの」の名の通り非常に危険な、水を支配する力を持つイモータルだ

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ダーイン[Daiin]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドゥネイル[Duneyrr]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドゥラスロール[Durathror]




ドゥネイル[Duneyrr]

生命の木ユグドラシルの若葉を食い荒らしている牡鹿
同種の牡鹿ダーイン・ドヴァリン・ドゥラスロールと共に常にユグドラシルを傷つけており
それが故にユグドラシルは、幹の一部が腐り柔らかくなるほど弱り果てていたという

ゾクタイに登場するドゥネイルは、イモータル四兄弟の次女である
大空を支配するその力は、生命の木ユグドラシルを脅かす脅威に等しい
まさに世界を暗黒へといざなう四匹の牡鹿の中の一匹である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ダーイン[Daiin]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドヴァリン[Dvalinn]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドゥラスロール[Durathror]




ドゥラスロール[Durathror]

九つの世界を貫く巨大なトネリコの木、ユグドラシルの脅威となっている牡鹿の事
その守り手である女神ノルンは、ユグドラシルを大いに害している忌わしき四匹の牡鹿であるダーイン・ドヴァリン・ドゥネイル・ドゥラスロールからユグドラシルを守るために、神聖なるウルドの泉の白い泥をかかさず根に振りまいていたという

ゾクタイに登場するドゥラスロールは、イモータル四兄弟の次女である
サン・ミゲル全体を覆いつくしている、忌わしき暗黒樹を統べるその力は、生命の源であるユグドラシルを脅かす存在である牡鹿の名に相応しいものと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ノルン[Norn]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ダーイン[Daiin]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドヴァリン[Dvalinn]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドゥネイル[Duneyrr]




トマホーク[Tomahawk]

投射することも可能な、1.5kg程度の重さの小ぶりな戦斧
北米インディアン語で、切るための道具という意味であるトモハケン(tamahakan)が語源である
北米ネイティブアメリカンの代表的な武器であり、工具としても使われた万能斧なのだが細く短いその柄は、投げるのにも適していた
ただし、的に当てるためには相当の技術を要したらしい

斧が飛んできたら、かなり危険ですよね!!!でも、手元には戻ってはこなさそう
ですね!!!!!投げっぱなしかぃ!!!!!!!!

意外にも、1897年までイギリス軍が正式武装としていたのだが、それも頷くことが出来る万能斧と言えるだろう

装備することができる武器としては、実は登場することのないトマホークなのだが、実はこっそりとボクタイの世界に登場している
それは、太陽の4士族の生き残りであるシャイアンが持っている斧・・・・・・・・・・・
これがトマホークなのだ
見た目も北米ネイティブアメリカンにそっくりなシャイアンに、ピッタリな武器と言えるだろう

関連項目




ドラグーン[Dragoon]<武器>

竜騎兵のこと
騎兵と名前がついてはいるものの、実際は移動の際にのみ騎乗する歩兵、いわゆる騎乗歩兵のうちの一つ
馬上でも使用することができるマスケット銃、竜騎銃(dragon)を使うものを語源としている

ドラグーンは基本的に騎乗での戦闘は考えられていなかった
その為訓練等も普通の歩兵と同じとされ、あくまで馬は移動の手段でしかなかったのだ
よって、扱い的には軽騎兵の部類と考えられることも多い

ファンタジーやゲーム等に登場する竜騎兵はその名前から、馬ではなく竜に騎乗する騎士、いわゆるドラゴンライダーとして登場することも多い
そして何故か不思議と、非常に小型の竜を乗りまわしていることが多い

どうせならとんでもなく大きい竜に乗ってもいいと思うのですが!!!!

ボクタイに登場する太陽銃フレーム「ドラグーン」は、蒼空の塔最上階のソルの扉に
鎮座してあるノーマル系最強のフレームだ
竜の名を冠するがごとく、その名に恥じない強力な力を秘めている

シンボクに登場する太陽銃フレーム「ドラグーン」は、ENEをチャージして威力を上げる
ことができる優れものだ
最大に溜めたとしても、消費ENEは1.3倍なのに対し上がる威力は3倍!!!!!!!
アーマー戦など、一対一で他に邪魔が入らない状況であるなら積極的に使いたい所だ
ENEを溜めているその様は、まさしく竜がブレスを溜めている様を彷彿させる

ちなみに、ボクタイDSの海外版であるLUNAR KNIGHTSは、太陽銃ドラグナーの名前が
”Dragoon”と変更されているのだが、一般的な英語表記としてはこちらが正しい
ドラグナーはプロセイン王国での呼び方である

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  ドラグーン
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドラグナー[Dragoner]




ドラグナー[Dragoner]<武器>

竜騎兵のこと
プロセイン王国における騎乗歩兵の呼び名で、ドラグーンと基本的にはまったく変わらない
ただし、プロセイン王国の騎兵部隊は、頭から膝下まで全てを覆いつくす重い甲冑を纏った重騎兵、いわゆる胸甲騎兵の数が少なかったために、ドラグナーは軽騎兵ではなく重騎兵として扱われていた

また、”Dragon”+”er”と考えて、竜人として考えている小説やゲームも多い
この場合のドラグナーは、頭が竜で体が人間であるものや、姿は人間と変わらないのだがその性質は強力なドラゴンであるものなど多種多様である
総じてその口から強烈なドラゴンブレスを吐くことができる事が特徴と言えるだろう

ボクタイDSに登場する太陽銃ドラグナーは、火炎放射器のように攻撃が広がっていくというものだ
まさにそれはドラゴンのブレスの様であり、竜騎兵とするより竜人のほうがイメージに近いのかも知れない

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ドラグーン[dragoon]<武器>




ドラゴントゥースウォーリア[Dragon Tooth
Warrior]

ギリシャ神話に登場する種族であるスパルトイがモチーフとなった骸骨戦士
見た目はただのスケルトンだが、実は強力なモンスターである

貴重な品であるドラゴンの牙より作られた魔法の戦士であり、その攻撃力の高さに加えて俊敏さも持ち合わせている、実に優秀な戦士である
また携帯できるドラゴンの牙というものも存在する
これは、地面に埋めることによって、自分の味方としてドラゴントゥースウォーリアを出現させることができるという、素晴らしいマジックアイテムである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スパルトイ[Spartoi]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スケルトン[Skeleton]




トルネード[Tornado]<武器>

スペイン語で「強風を伴う雷雨」を表していて、転じて竜巻
すさまじい風が吹きあれる気象現象で、甚大な被害を与える

正確には、トルネードとは陸上の竜巻を表す言葉で、水上の竜巻はウォータースパウト(Water Spout)、空中の竜巻はファンネルアロフト(Funnel Aloft)と区別される
親雲である積乱雲によって、異常なまでに低圧になっている中心部にまきこまれながら周囲の空気が雲や霧と化しながら渦をまきながら上昇していく、いわゆるロート雲は竜巻特有の現象だ

大きさはFスケールで表すが、このFは考案した藤田哲也博士の名前から来ている
F0〜F12で表されるが、F6以上のクラスは発生しないであろうと思われるクラス
実際F5クラスで風速140m/sの暴雨が吹き荒れ、車くらいの質量のものが弾丸のように飛ぶくらい激しいものらしい

こ・・・怖すぎ!!竜巻の本場アメリカでは、実際起こっているらしいです・・・

ボクタイの太陽銃フレーム「トルネード」は、回転スプレッド系の中でも強い部類に入る
強力フレームで、竜巻の名に相応しい
ただし、回転スプレッド系の宿命ともいえるエネルギーの大量消費には注意するべきだ
回転スプレッド系最弱のアクセルに比べるとかなり消耗が激しく、長時間は使用できない

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  トルネード




ナイト[Knight]<武器><称号>

騎士のことを表す言葉
中世において、君主に仕えて騎馬で戦う戦士に与えられた称号で、古期英語の「召使い」が語源である
騎士道精神にあふれ、名誉を重んじることで有名

准男爵に次ぐ爵位もナイト(勲爵士)といい、名前の前に”Sir”をつけて呼ぶ
ただしこの爵位は、基本的に一代限りの臨時爵位である

チェスの駒の中にいる馬の駒も、ナイトという名前だ
将棋でいうところの桂馬のような動きをするが、桂馬は前方にしか動かせないのに対して、チェスのナイトは全方向に動かすことが出来る
ボクタイの称号「ナイト」は、ほかの称号を考慮してみてもこのチェスからの由来に間違いないだろう

ボクタイの太陽銃フレーム、ナイトはショットとスプレッドが撃てるノーマル系フレームだ
オーソドックスな性能ながら消費ENEも少なく、使いやすさでは抜群の万能フレームとなっている

ボクタイDSの太陽銃ナイトは、ジャンゴが最初から持っている非常に使いやすい太陽銃だ
弾速が速く消費ENEが低いためどんな状況にも対応できる万能型太陽銃で、さらに武器のランクが上がるとシンボクの太陽銃フレーム「ドラグーン」のようにチャージショットまで扱えるようになる心強い武器だ




ナイフ[Knife]<武器>

食材を取り分けたり工作等に使用され、日用品として発達してきた武器
同じような武器であるダガーと比べると、刀身はかなり薄く脆いのであるが、その分取り扱いが易しく隠すことも容易であるため、不意打ちや牽制にも多く利用された

また、投げることに特化していったナイフもある
スローイング・ナイフと呼ばれるもので、投げたときに切先が前方に向くように重心がうまくコントロールされているため、非常に扱い易い武器となっている
さらに大きさも小型にできるため、数十本近くも隠し持てたりできた優秀な武器である

ボクタイの太陽銃フレーム、ナイフは連射ショット系フレームの一つだ
その弾を連射する姿は、まさにスローイング・ナイフを投射している姿を彷彿させる
まさにナイフといった太陽銃である

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  ナイフ
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ダガー[Dagger]




なまくら[Dull Blade]<武器>

漢字では、鈍らと書く

切れ味の悪い刃物、またはその状態をあらわす言葉
また、だらしがなくとてもなまけている人もなまくらという

道具屋を頑張って経営しているはずなのに・・・・・・・・・・
なまけているって聞くとどうしても、キッドの姿が頭をよぎるのは何故でしょう・・・・・
(・・・・・・・・・これは、私だけでしょうね・・)

ゾクタイにのみ出てくるなまくらは、刃が青くいかにもボロボロな感じのソードである
切れ味の鈍さをうまく表現していると言えるだろう

関連項目




ニーズホッグ[Nidhoggr]<イモータル>

北欧神話に登場する氷の世界、ニヴルヘイムにあるフヴェルゲルミルの泉に住む蛇または龍で、その名前の意味は「怒りに燃え蹲るもの」である

泉に溢れかえっている罪人の死体を常食しているのだが、絶えず世界樹ユグドラシルの根も配下の蛇とともにかじっており、常にその生命を脅かしている
大鷲の巨人フレスベルグとは常に争い、罵り合っている仲である

神々と巨人の戦いラグナロクの際には死者を咥えながら飛び立つといわれており、ラグナロク後も生き残っている数少ない生物でもある

シンボクに登場するニーズホッグは、蛙の姿をしたイモータルである
機械王との異名通り、ニーズホッグの操る巨大な機械仕掛けの竜である鉄竜は、まさに神話のニーズホッグといったところだろう
フレスベルグとも仲が悪く、これも神話通りで非常に面白い

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニブルヘイム[Niflheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  フレスベルグ[Hraesvelgr]




ニブルヘイム[Niflheim]<土地>

闇の世界、または霧の世界を意味する死と氷の北方の世界で、南方のムスペルヘイムと対をなす世界である

その真ん中には、死者を貪り喰らう龍ニーズホッグが住まうフヴェルゲルミルの泉があり、12もの川が流れている
原初の巨人ユミルを生むこととなる川エーリヴァーガルも、この中の一つだ

支配している女王ヘルは、魔犬ガルムが守るエーリューズニルの館に住んでいる

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペルヘイム[Muspellheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニーズホッグ[Nidhoggr]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ユミル[Ymir]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヘル[Hel]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ガルム[Garmr]




ニブルヘル[Niflhel]<土地>

死の支配者ヘルが住んでいるとされる場所
死と氷の世界ニブルヘイムと死の世界ニブルヘルはとても似ていて、神話上でも区別がされたりされなかったりして非常にややこしい
どうやら神話上でも混同されてしまっているようである

ニブルヘイムとニブルヘルを区別して考える場合は、ニブルヘイムの真下にニブルヘルが存在していると考えられている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヘル[Hel]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニブルヘイム[Niflheim]<土地>
ガルム[Garmr]




ネラプシ[Nelapsi]

チェコスロバキア、ズムプリン地方にすむ非常に強力な吸血鬼
人間の血を啜り、一つの村すべての生物を皆殺しにする
また、目に入る全ての人間を、一瞬の睨みで殺す能力も持つ

とにかく非常に力の強い吸血鬼なのだが、特徴もハッキリしているので十分に対抗する手立てはある
特に、死後墓の中でも死後硬直もなく顔色も赤みがさしていて、毛髪に二つの大きな巻き毛がある等の特徴があれば、ほぼネラプシに間違いが無い
やはり退治するには心臓に杭打ちするのが一番であるが、ひとつだけ気をつけなければならないことがある
ネラプシは二つの心臓を持っているので、双方とも同時に滅っする必要がある事である

関連項目




ノーライフキング[No Life King]

ネクロマンサーなど、生死の術を極めた魔術師が自らをアンデッド化した不死者の王
リッチとも呼ばれる

魔法を扱う能力が高く非常に危険な存在なのだが、本当に恐ろしいのはそのアンデッドとなったその生命力だ
低級のアンデッドを自在に操る能力を持つものもおり、まさにアンデッド界の王といったところだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  リッチ[Lich]




ノルン[Norn]

黄金の糸を使って、人々の運命を定める女神

その爪は神秘の文字であるルーン文字が刻まれ、その指で決して逃れられない運命を定めるのである
神々だけでなく、妖精族、小人族など実に様々な出身階層から構成されているノルンは常に三人一組で行動しているのだが、そのうち二人は善良で人々に幸運をもらたし、最後の一人が不運をもたらすといった場合が多い

ノルンたちの中でも最も有名なのは、ウルド・ヴェルダンディ・スクルドの三姉妹であろう

彼女らの定める運命は、例え神々であっても決して逃れられない程強力なものであり、人々の恐怖と畏敬の対象となっていた
古代の詩に、神々の黄金時代を打ち砕いたとされる三人の巨人の娘の話が出てくるのだが、この三人は彼女たちの事を指しているのではないかという説も唱えられるくらいの影響力を持っていたのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ルーン[Rune]




パープレクサー[Perplexer]<ビースト>

パープレクスとは、ラテン語で「絡み合わせる」を表す言葉である
転じて、まごつかせる・混乱させる事を意味し、接尾語であるer(〜する者)がついて、まごつかせる者・混乱させる者という意味になるのである

シンボクに登場するビーストタイプのモンスターであるパープレクサーは、意外にも植物のモンスターである
近づくものに対して撒き散らすその花粉は、全てのものを混乱に陥れる猛毒だ
しかも、本体のパープレクサー自体は決して倒せないのである

これはまさに混乱させる者ですね!!!

とにかく見かけたら、素早く通り過ぎることを心がけるべきだろう

関連項目




バイロン卿[Lord Byron][1788-1824]<人物>

イングランドで最も影響力を持っていた詩人のうちの一人
六世バイロン男爵、フルネームはジョージ・ゴードン・ノエル・バイロンで、特に有名な詩は異教徒(The Giaour)[1813]である

1816年、バイロン卿は彼の主治医であるジョン・ポリドリを伴ってジュネーブに旅行し、パーシー・ビッシェ・シェリー夫妻と出会う事となった
この時に皆で怪奇小説を競作することになるのだが、バイロン卿は書きかけでそうそうにもやめてしまう
それが現在、いわゆる『断章』と呼ばれているものの正体だ

バイロン卿と不仲になり、主治医を解雇されてしまったジョン・ポリドリはバイロン卿を大いに恨み、『断章』をもとにして作った小説『吸血鬼〜ある物語』(原題:The Vampire;A Tale)を、バイロンの名前で勝手に雑誌に投稿してしまった
バイロン卿は自作であることを完全否定、しかもその『吸血鬼』に登場する冷酷な吸血鬼のルスヴン卿は、バイロンそっくりに描かれていたので、大いに話題となった

しかし、とんでもない復讐ですね!!これは!

この小説『吸血鬼』は、当時どちらが作者なのかかなり混乱したみたいで、かのゲーテも『バイロンの最高傑作である』と言っていたらしい
こうしてバイロン卿は、図らずとも吸血鬼小説の発展に大いに貢献したのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ジョン・ポリドリ[John Polidori]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ルスヴン卿[Lord Ruthven]
 感想  バイロン卿「断章」
 感想  ジョン・ポリドリ「吸血鬼〜ある物語」
 考察  吸血鬼のネーミングについて




バジリコック[Basilicock]

石化能力を持つ鶏と爬虫類が混ざった姿の生物、コカトリスの別名

アフリカに存在する石化能力を持つ生物、バジリスクの話を聞いたヨーロッパ人は非常にバジリスクを恐れたのだが、その実物を見たことが無いため姿形がわからなかった

そして、そのバジリスクの弱点が雄鶏の鳴き声であるという強烈なエピソードが、いつしか人々の心に深く刻まれて、バジリコックという奇妙な生物を誕生させたのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  コカトリス[Cockatrice]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バジリスク[Basilisk]




バジリスク[Basilisk]

アフリカ北部リビア近辺東部、キレナイカ地方の砂漠で多く発見された極めて恐ろしい生物
その名前は、ギリシャ語で「小さな王」もしくは「王子」を表している

その姿は体長30cmくらいの8本足トカゲと、あまり恐ろしさは感じさせないのだが何といっても恐ろしいのは、その凶悪な石化能力である
バジリスクの視線は石化能力があり、見たものをたちまち石化させてしまうのである
また、体に触れるものでさえことごとく石に変える能力を持ってるという凶悪さ!
さらにその息でさえも強力な毒をもっており、辺りの草木はみな枯れ岩は焦げついて砂漠に変えてしまうのである

これじゃ誰も近づけないぜ!!!!

とにかく危険極まりない事で有名なバジリスクなのだが、実は弱点も多い事で有名だ
まず何といっても、石化能力を持つ自らの視線に対して耐性を持っていないという点であろう
鏡など、何らかの手段を用いてその視線を跳ね返してやれば、バジリスク自身が石化してしまうのである

また意外にも、鼬もバジリスクの弱点である
鼬がバジリスクの凝視による石化や毒息に対して耐性を持っており、さらに鼬が発する臭気がバジリスクを窒息させるためである
そのためリビアの砂漠を旅するものは、鼬を携帯することも多かったらしい

さらにバジリスクは、雄鶏の鳴き声も弱点にしている
その鳴き声を聞いたバジリスクは、たちまち発作を起こして動けなるか死んでしまうため、雄鶏を見かけただけでバジリスクは一目散に逃げ出したらしい
同じ石化能力を持つコカトリスが鶏の姿をしているのも、このエピソードの影響が大きいという話も頷けるくらい、変わった弱点と言えるのではないだろうか

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  コカトリス[Cockatrice]




バスタードソード[Bastard Sword]<武器>

片手でも両手でも使うことができる、非常に柄の長い剣
別名のハンドアンドアハーフソード(Hand-and-a-half Sword)は、片手と両手の間の剣、片手半剣という意味である

その名前であるバスタードが、破壊するものの意味を持つ『バスター(Buster)』や、もしくは鶴の仲間である鴇(野雁)の『バスタード(Busterd)』などを連想する事だろう
ところが実際は、古期フランス語で『物置で生まれた子供』をあらわしている言葉なのであって、標準でないといった意味合いを持っている
片手でも両手でも無く、標準でない大きさのバスタードソードの特徴をうまく表現したといったところであろうか

しかし、バスタードソードはとても有用な剣であったことは間違いない
特に、最初は盾を持った状態で戦闘し、いざとなったら威力重視で盾を捨てて両手で構えるなど、その攻撃の多様性は計り知れないものがある
ドイツやスイスで愛用されたというのも非常に納得できる話だろう

ゾクタイのバスタードソードは、同じ敵を倒せば倒すほど強くなる武器、シンボクのものは長剣に属する使いやすい武器だ
双方ともパースがかかったデザインで、その剣全体の長さをうまく表現していると言えるだろう

関連項目




バット[Bat]<アンデッド・ザコ・ビースト・ザコ敵>

唯一自由に空を飛びまわることができる哺乳類である、蝙蝠を表す言葉
完全な夜行性だが、口や鼻から一定の超音波を出してその跳ね返りを感知する事によって、周囲の様子やエサなどの情報を得るため、暗闇でも自由に動き回れる
洞窟などに逆さになって寝るが、これは蝙蝠の足が非常に弱く自身の体重が支えられないためである

また、種類が非常に多いのも特徴のうちの一つだろう
昆虫を食べるものが多いが、中には花の蜜や花粉を食べる種類もあり、月下美人のように蝙蝠を使って受粉する花なども多く存在する

さらには、血のみを食事とする恐るべき吸血蝙蝠も存在する
この蝙蝠の存在こそが、吸血鬼が蝙蝠に変身するというエピソードを生んだと考えて、間違いないだろう

バットは、全シリーズに登場する飛行型のモンスターである
その姿はまさに蝙蝠のモンスターであり、わらわらと大量に登場しては自分に纏わりつく、非常にうっとおしい事この上ない敵である
回転系スプレッドなど、攻撃範囲の広い攻撃で一掃すると良いだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  月下美人[Queen of the Night]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヴァンパイアバット[Vampire Bat]




バブルシステム[Bubble System]

コナミ製システム基盤の一つ
磁気バブルメモリというメモリにソフトが格納されていたために、この名前がついている
大容量を実現した非常にすばらしいシステム基盤だが、とにかく価格が高かった
また磁気バブルメモリは、高電流や高電圧に弱く、とにかく弱く、よく故障した

バブルシステムの特徴は、何といってもその立ち上がりの時間の遅さだ

とにかく遅い!!!!

画面内に大きくカウントダウンされるのだが、基盤が温まってからさらに100秒かかるという遅さ!!
だけどそこはコナミ、その100秒の間に専用の音楽を流していた
これが世に言う「コナミ・モーニング・ミュージック」で、とにかく最高に美しい曲だった
この音楽がどうしても聴きたくって、店のおやじの目を盗んでは、ゲーム筐体の電源を無理やりON/OFFして聞き惚れたものだ
つまり、その素晴らしい音楽のせいで、さらに自分の寿命を縮めてしまったとも言える
悲しい事ですね

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グラディウス[Gradius]<ゲーム(アーケード)>




パラッシュ[Pallasch]<武器>

様々な形状を持つ騎兵剣である、サーベルから派生したドイツ生まれの武器
サーベルのように鋭い切先を有しながら、その切先は槍状に鋭く尖っている剣であり、断ち切りよりは指突戦法に優れている刀剣である

真直ぐな棟と細長い血溝、そして丸籠状の独特のヒルトと、その見た目においても非常に特徴的な剣と言えるだろう

シンボクに登場するパラッシュは、直剣に属している剣である

突きに徹するその攻撃方法は、まさに指突専用の剣!
そのヒルトも非常に独特で、パラッシュの特徴を表していると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  サーベル[Saber]




バルディッシュ[Berdysh]

刃先が70cm前後もある攻撃的な槍で、特に東欧で使用された武器
モスクワ大公国歩兵部隊の主武器であり、大きい刃を利用して力任せに叩きのめす戦法で、敵を圧倒した

西洋ではその大きく湾曲した刃にちなんで、三日月斧[Crescent Axe]と呼ぶ事も多いが、実際斧のように振り回して攻撃することも多かったバルディッシュに、ぴったりの表現と言えるのかも知れない

ゾクタイに登場する「バルディッシュ」は、カテゴリーでいうと「スピア」に属するリーチの長い武器だ
その大きく湾曲した刃は、まさにバルディッシュ!!
特徴を本当にうまく表現しているといえるだろう
また、武器のダメージポイントを減少してくれるのも特徴の一つなのであるが、その巨大な刃がダメージを吸収してくれるのだろうか

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  クレッセント[Crescent]




ハルバード[Halberd]

ドイツ語で棒を表す「Halm」と斧を表す「Barte」をあわせた造語で、いわゆる斧槍の事
一枚の斧のような刃と、その反対側にフルーケと呼ばれる鉤爪を持ち、さらに突く為の切先をも備えた、まさに万能槍である

複雑なその形状は、切る・引っ掛ける・突く・叩くといった4つの攻撃方法を選択でき、マスケット銃に取って代わられる16世紀末まで、ヨーロッパ全土で使用され続けてきた
騎兵用槍の最終形態と言える武器である

ゾクタイに登場する「ハルバード」は、スピアに属する武器である
ハルバードの特徴である、斧と槍とフルーケの組み合わせたその姿は、グラフィックにも反映されている
さらに数少ないSランクのスピアのうちの一つであり、その槍としての完成度の高さをうまく表現しているといえる

関連項目




パレードアーマー[Parade Armor]<防具>

パレードとは、ラテン語で「準備されたもの」を意味する言葉で、祭事に行列を作って行進する様を表している
つまりパレードアーマーとは、祭典用の非常に華やかで豪華な鎧の事であり、君主が自分の権威を世にしらしめる為に作った鎧なのである

様々な時代の甲冑技師によって、多種多様な形状をしたパレードアーマーが作られた
古代ローマ時代に登場したパレードアーマーは、鰐の革を使用したものであり当時としても豪勢な、非常に変わった形をした鎧であった

ワニですよ!!ワニ!!!!!!さぞかし奇抜だったんでしょうね!!!

その後現在知られるパレードアーマーが登場するのは15世紀になってからなのだが、これは金属の加工技術が未熟であったために、自由な形で金属の鎧に飾り付けられなかったからである
16世紀になると実に様々なパレードアーマーが作られた
この時期に作られたパレードアーマーは、その時代をとってルネッサンス式甲冑と呼ばれることも多いのだが、中でもとりわけ有名なのがアラ・ロマーナ(Alla romana)だろう
有名な画家バルトロメオが製作したこのパレードアーマーは、古代ローマ時代のものに似せて作られた、非常に個性的な鎧である

ゾクタイに登場するパレードアーマーも、ラインが非常に美しい華やかな鎧である
この鎧の魅力は何といっても、レアモンスターであるクリムゾン・モンスターの出現率を大幅にアップさせるという、その特殊効果だろう
その華やかさに釣られて、クリムゾン・モンスターも思わず飛び出してくるのだろうか

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  クリムゾン[Crimson]




バンデット[Bandit]<ザコ>

元々イタリア語で「賊」を表す言葉で、山賊や追いはぎという意味を指す
さらに武装しているニュアンスも含まれる場合も多い

ゾクタイに登場するバンデットは、イヌ型のモンスターである
何といってもその特徴は、攻撃を受けてしまった際に何らかのアイテムを奪われてしまうという点に限られるのではないだろうか

まさに追いはぎ!!!!!!

奪われたアイテムはバンデットを倒せば取り戻せるのだが、当然本来のドロップアイテムは手に入れられない事になるので、実に微妙だ

また、町の住人からの依頼の一つである「戦術指南」は、敵を攻撃せずに全滅させるという変わったクリア条件が課せられているのだが、その中にはバンデットにわざと自分の所持している腐ったアイテムを奪わせて、逆にダメージを与え倒すという方法も必要になってくる
ゾクタイの中でも、うまくシステムと融合させた素晴らしいシチュエーションである

関連項目




ハンドアンドアハーフソード[Hand-and-a-half Sword]

バスタードソードの別名称で、まさにその形を現した言葉
いわゆる、片手半剣のこと
→バスタードソード[Bastard Sword]<武器>参照

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バスタードソード[Bastard Sword]




ビー[Bee]<ザコ・ビースト>

社会性を持つことで有名な昆虫、蜂を表す言葉の総称
産卵管から発達した毒針を持ち、幼虫の餌となる虫を麻痺させる毒を持つものや、自分よりも遥かに大きい生き物をも倒す強力な毒を持つもの等、様々な蜂が存在する
他に蜂を表す言葉としては、ワスプ(ジガバチ)・ホーネット(スズメバチ)等がある

クモやイモムシを襲う狩りバチや、花の花粉や蜜を集めるハナバチなど単独で生活する蜂も多いのだが、やはり蜂といえば大きな巣を持ち集団で生活するミツバチ・アシナガバチ・スズメバチ等のイメージが強いだろう
中でも大型で攻撃性の強いスズメバチは非常に強い毒を持ち、自らの巣を守るためには敵に容赦ない集団攻撃を浴びせるというかなり危険な蜂であり、注意が必要である

ゾクタイ・シンボクに登場するビー・ポイズンビー・キラービーは、空を自由に飛びまわる蜂のモンスターである
蜂の巣に不用意に近づいた敵に対して集団で襲い掛かる様は、まさにビー!!
攻撃力が高い上に、その動きも突進停止を繰り返し非常に狙いにくいという、やっかいな敵である
さらにポイズンビーは攻撃を受けると毒化し、キラービーはその名のごとく殺人的な攻撃力を持っている
蜂の巣近くでは、張り付き移動を多用するなどなるべく刺激しないほうが賢明だろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ポイズン[Poison]




柊(ひいらぎ)[Holly]

モクセイ科モクセイ属の棘のある植物で、名前の由来は、ひりひり痛む事をあらわす言葉である古語の「ひいらぐ」から来ている

葉に鋭い棘があり防犯にも使用されることの多い柊なのだが、西洋では吸血鬼を撃退することができる神聖なものとして、昔から窓やドアに吊るされていた

クリスマスリースに柊が使用されるのも、この為なのである

関連項目




ピラー[Pillar]<固定敵>

ラテン語で「柱」を表す言葉で、そのまま柱や支柱の意味を持つ言葉
また、物事の柱となる中心人物の意味合いも持っている言葉である

厳寒の早朝や夕暮れ時、太陽光が大気中の氷の結晶によって反射されて、空に太陽光の柱が立つ事がある
これは太陽柱「サン・ピラー」と呼ばれている珍しい現象で、太陽が沈んだ後も柱だけが上に伸びて見えることもあるという

また、月の柱である「ムーン・ピラー」も存在する
この月の柱は、太陽の場合と異なり満月前後の月でしか現れることは無く、さらに珍しい現象となっている

ボクらの太陽DSに登場するピラーは、固定敵に属しているモンスターである
巨大なトゲを回転させながら襲ってくる巨大な柱のモンスターであり、まさにピラーといったところだ
決して倒すことはできないので、動きをよく観察して素早く通りすぎてしまうのが良策と言えよう

関連項目




フーパー[Hooper]<武器>

「hoop」とは子供の輪回し遊具を表す言葉で、いわゆるフラフープの事である
この言葉に接尾語であるer(〜する者)がついて「Hooper」となると、フラフープを回す人となる

シンボクに登場するフーパーは、死灰の街で手に入る太陽銃である
段々と大きくなるリング弾を発射する有能な太陽銃なのだが、そのリングをフラフープに見立てているのである
非常に面白いネーミングと言えよう

関連項目




ブールドナス[Bourdonasse]

ポプラの木で作られた、騎兵槍ランスの一種

馬上槍試合トーナメントの中でも最大のイベントである、騎士たちが一対一で行う試合ジョストに使用する為のランスであり、普通のランスと比べると短く軽い

一番の特徴は、木製でありさらに簡単に折れるように中空になっている点である
馬上槍試合はあくまで競技であるために、互いが怪我を負わないように命中と同時にブールドナスが簡単に砕け散るように、工夫されているのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ランス[Lance]




ファイター[Fighter]<武器>

Fight(戦闘)という言葉に接尾語であるer(〜する者)がついた、文字通り戦いの技に長けた戦闘の達人
軍という組織に属して上官の命令に従って戦う、いわゆる兵士とは異なり、誰にも強制されることなく自由な意思で戦いの場におもむく者を指している

ファンタジーの世界において最も基本的な職業のうちの一つであるファイターは、武器や防具の扱いや体術について一通りの訓練を受けた戦闘のプロである
自分の筋力の許す限りありとあらゆる武器防具を使用することができ、仲間を守り最前列に立って率先して戦闘を行う、なくてはならない頼もしい職業だ

ボクタイに登場するファイターは、ノーマル系の太陽銃フレームである
初期装備であるこのフレームは、単発のショットのみ撃つことが出来るという、まさに太陽銃の基本を学ぶのに適した性能を持っている

シンボクに登場するファイターは、初期装備の太陽銃である
性能的には、単発のショットを撃つというオーソドックスなもの

いずれも、戦士としての基本を学ぶのに適した使いやすい性能であり、戦士系の基本職であるファイターの名にふさわしいと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  ファイター




ファランクス[Phalanx]<武器>

古代ギリシャにおける、密集隊形戦術のうちの一つ
密集した人間で陣を形成し、盾を並べた隙間からロングスピアで攻撃する
前衛が攻撃で
倒れたとしても、すぐに後ろのものが進み出て隊列を維持することによって圧倒的な力を発揮した
ただし正面からの攻撃には無類の強さを持っているこの陣も、意外と側面からの攻撃には弱いのと機動性に欠けるため、かなり統率のとれた部隊行動が伴わないと、一気に崩れてしまうという弱さも兼ね備えていた

ボクタイの太陽銃フレーム「ファランクス」は、蒼空の塔最上階のアースの扉に鎮座してある、ヘビーショット系最強のフレームだ
数ある太陽銃の中でも、最高峰の攻撃力・マヒ力を持つファランクスは、その名前の通り超攻撃的フレームである
接近戦から繰り出される攻撃はまさにファランクスの持つイメージにピッタリと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  ファランクス
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スピア[Spear]




ファルカタ[Falcata]<武器>

湾曲した刀、いわゆる曲刀の一種で、主にスペイン兵が使用した有用な刀剣
別名グラディウス・ヒスパニクスは、そのままスペインの剣を表している

三分の二ほどは片刃なのだが、残りの三分の一である刃先は曲がった両刃となっており、非常に特徴的な形状をしている
切ることだけでなく突くことにも適した、まさに万能型刀剣である

シンボクに登場するファルカタは、曲刀に属する武器である
そのグラフィックは、大きな特徴とも言える両刃部分の曲がりも再現されており、まさにファルカタといったところだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グラディウス[Gladius]




ファルシオン[Falchion]<武器>

短い刀身とその身に合わない重量が特徴の、身幅の広い片刃剣
別名、フォールチョン

その刃は緩やかに弧を描いているのだが、剣の背は真っすぐという変り種の曲刀である

重い刀身は断ち切る威力を増加させ、その短さと相まって非常に狭い場所や乱戦においてとても有効的な武器であったと言えるだろう

中世やルネッサンスにおける画家達が描いた絵画や美術品にも、肩が触れ合うほど密着した集団を作って、ファルシオンを構えて敵と対峙するという姿がよく描かれている

シンボクに登場するファルシオンは、曲刀にカテゴリーされている武器である
その剣身は緩やかな円弧で背は直進という、まさにファルシオンの特徴を表現しているグラフィックだ
敵を時々麻痺させる能力は、その重みから繰り出す強烈な斬撃を彷彿させるだろう

関連項目




ファントム[Phantom]<武器><敵タイプ>

ギリシャ語で、「見えてくるもの」を意味する言葉
幻影や幻を意味する言葉としてのイメージが強いが、実際は幽霊としての意味合いが強い言葉である

幽霊船という日本語は、本来”Phantom Ship”を和訳したものであるし、Phantom Company・Phantom Employeeも、それぞれ幽霊会社・幽霊社員という意味だ
幽霊をあらわす「Ghost」という単語にもつイメージに近いと言えよう

ボクタイの太陽銃フレーム「ファントム」は、最強の性能を誇る暗黒銃フレームである
消費エネルギーの面から考えても、攻撃力・マヒ力とも最強クラス
ゲームを2週クリアしないと手に入らない、まさに幻のフレームである

ゾクタイ・シンボクに登場する敵のタイプにも、ファントムが存在する
ゴーストやウーズなど、実体を持たない幽霊型のモンスターがこれにあたるのだが、地形に左右されない敵や状態異常を引き起こす敵など、非常に嫌な敵が多い
特に注意が必要と言えるだろう

関連項目




フェンサー[Fencer]<武器><ザコ・アンデッド>

フェンスとは、元々は防御を意味する言葉である「ディフェンス」を短縮した言葉なのだが、転じて剣を扱う、剣術を扱うといった意味を持つ言葉である
この言葉に接尾語であるer(〜する者)がついて「フェンサー」となると、剣客・剣士の意味を持つ言葉となる

ボクタイの太陽銃フレーム、フェンサーは威力の高い一点集中型のソードスプレッドを放つソード系のフレームである
攻撃しているその様は、まさに剣を振りかざしている姿にピッタリだと言えるだろう

性能的にはソード系フレームの中でも一番弱いのだが、ソード系はもともと威力が高いので攻撃力的には問題無いだろう
ただし、その攻撃範囲の狭さとスプレッド攻撃の特徴とも言えるENE消費量には、十分注意を払う必要がある

ゾクタイ、シンボク共に登場するスケルトンフェンサー、単体でシンボクに登場するブラックフェンサーは、横斬り・突き・連続突きなど多彩な攻撃を繰り出す強敵である
まさにその姿は、剣を自在に操る剣客そのものであると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽武器リスト〜ボクらの太陽  フェンサー[Fencer]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スケルトン[Skeleton]




フォチャード[Fauchard]

幅広の刃を持つ鉾槍であるグレイブを改良したもので、刃の反対側に鉤爪を付けて敵を引き倒せるようにしたものである

15世紀頃、戦いの際に相手の武器を自分の武器で押さえられるかということが問題になった事があった
その能力が無かったグレイブに対し、他の長柄武器と同様に刃の反対に鉤爪をつける工夫を凝らしたのだが、これがフォチャードというわけである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グレイブ[Glaive]




フランベルジュ[Flamberge]<武器>

フランス語の「火炎の形」を表す言葉「フランポワヤン(flamboyant)」に由来する名前を持つ両手剣で、その名の通り火炎の形の波状になる刃を持っている
両手剣としては小型の、1.3〜1.5mくらいの長さの剣だが、その炎のような剣身は傷口を広げるのに適していて、非常に攻撃的で凶悪である

とても痛そうですね!

後期ゴシック建築様式にヒントを得て作られたこのフランベルジュは、その形状が非常に美しいため儀式用にも好んで使用された

ゾクタイのフランベルジュは、炎の形に炎の色!おまけにフレイム属性で攻撃するとさらにその攻撃力が増すという、まさに炎の剣となっていてとても面白い

シンボクのフランベルジュは、より実剣に近いデザインとなり色も普通の金属色だ
大剣にカテゴリーされていて、よりフランベルジュらしくなっているといえよう

関連項目




ブリガンダイン[Brigandine]<防具>

鉄板のチョッキの鎧であるブレスト・プレートに、小型の鉄片を規則正しく並べて飾った見た目にも十分美しい鎧
一種のパレードアーマーとも言えるだろう
パレードアーマーは実際、防御力よりは見た目に重点が置かれた鎧なのであるが
このプリガンダインは防御力も高いのが特徴だ
ただし、その重さもかなりのものであった

ただの鉄板をもりもり着て歩いているようなもんだからね!!!!実際!!!!
そりゃ、重いさ!!!!

ゾクタイに登場するブリガンダインは、道具屋で買える鎧の中でも最高の防御力を持っている能力の高い防具だ
しかもその重さも、全部の鎧の中で考えてもトップクラス!!!
ドット絵も縦じまが非常に美しく、まさにブリガンダインの特徴を現していると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  パレードアーマー[Parade Armor]




フルーレ[Fleuret]

貴族の決闘用の剣であるエペの練習用の用いられた刀剣で、切先を丸め怪我をしないような作りとなっている
また実剣であるエペと比べると、小ぶりなのも特徴

貴族の武術の義務のうちの一つとして欠かすことの出来なかったフェンシングを危険なく習得できる武器として、フルーレは貴族達に愛用されていくのである

近代においても、フェンシングの競技の一つとなっている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  エペ[Epee]




プレートメイル[Plate Mail]<防具>
<アクセサリー>

鎖の鎧であるチェインメイルに金属の鉄板を覆った鎧で、14世紀の初頭に登場した非常に防御力の高い鎧

「plate」とは、ギリシャ語で”平らなもの”を意味している
スープ皿やガラス板、金属板などをプレートと呼ぶのはここから来ており、もちろんプレートメイルのプレートも金属板からの由来だ

プレートメイルの別名は、コンポジットアーマー[Composite Armor]というのだがコンポジット、つまり合成という名前は、この鎧を非常にうまく表現していると言えるだろう
実際のプレートメイルは、チェインメイルの上から甲冑を被せただけの合成鎧だったのだ
金属の鉄板をつなぎ合わせた鎧であるプレートアーマー、そして完全金属鎧のフィールドアーマーが登場するのは、さらに金属加工技術が向上する15世紀以降の話なのである

ゾクタイ、シンボクに登場するプレートメイルは、ほぼ同じようなデザインとなっている
特徴的なのは、エーレット[alette]と呼ばれる肩当てのデザイン
丸く大きく張り出したその姿はなんとも素晴らしく格好よいドット絵といえるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  チェインメイル[Chain Mail]




フレイル[Flail]<武器>

脱穀用の農耕機具から発達した武器で、二つの棍棒を鎖で繋いだ武器
いわゆる連接棍棒の事で、沖縄古武道のヌンチャクもフレイルの一種である
武器を振るった際に先端部分が遠心力によって加速し、より強い攻撃が可能となっている
さらに、鎖で繋いでいる為にその攻撃軌道が読まれにくいという利点もある

片手で扱える小柄なフレイル、いわゆるライトフレイルは、馬上で使用できる武器の一つとして騎士が好んで使用した
ホースマンズフレイルとも呼ばれるのは、そのためである

一方、長い柄を持ち両手で用いて攻撃するフレイル、いわゆるヘビーフレイルは、徒下の兵士が対騎兵用の武器として重用した武器で、脅威の長槍であるパイクや銃器が発達するまで長く使われた
このタイプのフレイルはフットマンズフレイルとも呼ばれ、特別な訓練が必要なく絶大な攻撃を与える事が出来るため、農民兵も好んで使用した

非常に強力なフレイルなのだが、難点もいくつかあるので注意が必要だ
どうしても武器の構造上狙いが定めにくく、また素早く攻撃する事が難しいのである
また攻撃に関しては申し分ないが、防御の面においてはかなり不利
相手の武器を打ち払うこともままならぬどころか、下手に扱うと自分に命中してしまう恐れもあり、防御にはかなりの熟練が必要な武器であると言えよう

ゾクタイに登場するフレイルは、ハンマーに属する武器である
棍棒と球状の重りを鎖で繋いだ武器であり、その形状と棍棒の長さによりライトフレイルと考えられるだろう

関連項目




フレスベルグ[Hraesvelgr]<イモータル>

「死体を貪り喰うもの」の名を持つ、北欧神話に登場する鷲の姿をした巨人
世界樹ユグドラシルの頂上にとまり、下界を見下ろすように佇んでいる
その羽ばたきは、世界中を巡る風を生んでいるとも言われている

世界樹ユグドラシルの根をかじる黒龍ニーズホッグとは犬猿の仲であり、いつも悪口を言い合っている

シンボクに登場するフレスベルグは、鳥の姿をしたイモータルである
大きな翼で風を吹き起こすその姿はまさに鷲の巨人フレスベルグといった感じだが、何といっても特筆すべきは、ニーズホッグとの関係であろう
神話と同様お互いのことを激しく罵り合っており、思わずニヤリさせられてしまうのだ

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニーズホッグ[Nidhoggr]




ブロードソード[Broad Sword]<武器>

断ち切ることを主眼においた両刃の幅広い剣
いわゆる広刃剣のことで、その重量から拳を守るために様々なヒルト(柄)が考案された

17世紀を代表する剣で、騎兵が使用するときは肩口から真横になぎおろして側面の敵を攻撃することもしばしばだった

イキナリ横から攻撃されたら、さぞかしビックリするでしょうね!あんたそりゃ反則だろぅ!

ゾクタイのブロードソードもシンボクのブロードソードも、双方ともほぼデザインは同じで軍事用重剣として名を馳せたブロードソードらしい両刃の打ち切り用刀剣のデザインとなっている

関連項目




ヘデラ[Hedera]

ラテン語で、「木蔦」をあらわす言葉
ウコギ科ヘデラ属の観葉植物で、別名アイビー

蔦と違い冬にも強く常緑性であるために、壁面緑化によく使われている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アイビー[ivy]




ヘル[Hel]<イモータル><武器>

上半身は普通の人間の姿なのだが、下半身は深く濃い緑色をしている半生半死の女性
「隠す」の意味を持つが、これは死者を隠すというとても不吉めいたものとなっている

ロキとアングルボザの長女なのだが、オーディンに嫌われて死と氷の世界ニブルヘイムに落とされてしまい、結果その世界の女王となった
(死の世界ニブルヘルの女王という説もあり)

なんて可哀想な事をするんだ!!ヴァナルガンドなんて見た目が可愛いからって神様に飼われていたのに!!!神様もエコヒイキしすぎだぜ!!

魔犬ガルムが守るエーリューズニルの館に住んでおり、普段は館に訪れてきた老衰で亡くなった人や病死した人などを裁いている
オーディンの息子である美しきバルドルがニブルヘイムに送られてきたときには非常に歓迎して、いそいそと花婿に仕立て上げるという可愛らしい部分も持っていたようだ

ボクタイに登場したヘルの姿は、緑褐色の肌に全身黒尽づくめと、まさにヘルのイメージにぴったりだ
クイーン オブ ヴァンパイアの異名のごとく、その威厳ある姿はまさに女王の名に相応しいだろう

ボクタイDSに登場する闇の武具の一つである暗黒鎌「ヘル」は、その名の通り強力な力を秘めた鎌である
そのデザインは、まさに死の象徴である「死神の鎌」デスサイズそのもの!
死の女王「ヘル」に相まったすばらしいデザインと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヴァナルガンド[Vanargand]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニブルヘイム[Niflheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニブルヘル[Niflhel]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ガルム[Garm]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  デスサイズ[Death Scythe]


ヘルハウンド[Hellhound]<ザコ>

子牛ほどの大きさに真っ黒な姿を持つ、地獄から来た死を運ぶ犬

その目は真っ赤に燃えて口からは炎の息を吐き散らすのだが、一切の音もたてずに歩き気配すらも感じさせない恐ろしい魔物である
その姿を見たものは、心の中が絶望で満たされやがて衰弱死してしまうとも言われ、まさに死を運ぶ犬である

また悪魔の化身とする言い伝えもあり、ギリシャ神話においては三頭に無数の蛇を生やした魔犬となっている
ケルベロスや、その弟の双頭犬オルトロス、イギリス民話の死を呼ぶ黒犬ブラックドック、アイルランド民話の業火の目と鋭い角と牙を持った黒い犬バーゲスト等もヘルハウンドとされる説もある

いずれにせよ、相当やっかいな犬には違いないですね!いや本当に!!!

ゾクタイに登場するヘルハウンドは、犬型のモンスターである
その体の色は黒く、全ての攻撃はフレイム属性を持つ強敵だ
しかも、射程の長い炎のブレスを撒き散らすという凶悪さ!!!!

これぞまさにヘルハウンドと呼ぶのにぴったりな敵と言えるだろう

関連項目




ホーバーグ[Hauberg]

ホーバーグとは、古ドイツ語の首という意味の言葉であるハルス(Hals)と防護という意味の言葉であるベルガン(bergan)との合成語を意味している

ノルマン人が着用していた、非常に裾の長い特徴的な鎖の鎧、チェインメイルである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  チェインメイル[Chain Mail]




ポイズン[Poison]

ラテン語で「飲むもの」を表す言葉で、転じて毒や毒薬などを意味している

生命の維持活動に対して悪い影響を与える物質の総称なのだが、悪い面ばかりというわけでもない
生命の維持活動に対し良い影響を与える物質の総称、いわゆる薬とは表裏一体の関係であり、どんな毒にも必ず薬としての効能は存在し、また反対にどんな薬にも必ず毒性は含まれているのである

全シリーズに登場するポイズンスパイダーは、毒を持ったスパイダーである
遠距離攻撃である毒液は、ステイタスを毒化してしまう嫌な攻撃だ
なるべく正面からの攻撃は避けるように心がけたい

ゾクタイに登場するポイズンガードは、防具の一種である
毒から身を守る事ができる防御魔法がかかっている、まさに魔法の鎧と言える代物であり非常に有用な防具と言える
毒化の攻撃を持つモンスターと闘う際には、是非装備しておきたい

シンボクに登場するポイズナーは、ビーストタイプのモンスターである
植物型のモンスターなのだが、撒き散らすその花粉は毒化をひきおこす
Poison(毒)+er(〜する者)でPoisoner(毒を与える者)と、まさに名前の通りといった所ですことすら不可能な難敵でもあるので、極力近づかないことが賢明だろう

シンボクには、ポイズンハンドというシングタイプのモンスターも存在する
地面から突き出した巨大な手なのだが、かなり広い範囲で毒の霧をばら撒く「毒手」だ
しかもその霧は、毒化だけでなくダメージも与えるという非常に厄介なものである
攻撃の範囲を意識しつつ、慎重に対応しよう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スパイダー[Spider]




ボウ[Bow]

数ある射撃武器のなかでも最も知られた武器のうちの一つで、いわゆる弓矢
矢(Arrow)の最後部を持ち一方の手で固定された弓につがえ、弦を引っ張って手を離すことで弓の復元力を最大限に利用し矢を射出する

その大きさによってショートボウ、ロングボウと区別されるのだが、形の大きな違いは特に無く、弓本体の全長が1m未満のものをショートボウ、それ以上の長さを持つものをロングボウと呼んでいるようだ
当然ロングボウの方が射程が長く高威力なのだが、その分扱う技量はかなりのものが求められる
高度なテクニックとしては、山なりの弾道で矢を打ち出す事によってかなりの射程距離を伸ばすことができるのだが、的に当てる技術は格段に厳しいものとなる

ゾクタイのジャンゴ用の武器として、初期段階ではボウも存在していたみたいなのだがシステムの整理段階で残念ながら消えてしまったようだ

ゾクタイやシンボクに登場するスケルトンの射手型スケルトンアーチャーも、弓での攻撃を行うのだが、これもボウによる攻撃だ
その大きさからすると、恐らくショートボウであろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アロー[Arrow]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スケルトン[Skeleton]




ボウガン[Bowgun]

Bow(弓)とGun(銃)を組み合わせたものを表す和製英語で、(株)ボウガンが製造するクロスボウのこと
クロスボウの和訳というわけではなく、日本語では「弩」と書く

辺境伯ライマーの持つ「アーチャー」は、ボウガン型の暗黒銃だ
その攻撃方法を見ていると、弩を連発式に改良した「連弩」と言ったほうが良いのかも知れない

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  クロスボウ[Crossbow]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アーチャー[Archer]




ボルテックス[Vortex]<武器>

ボルテックスと聞くと、物理の世界における電圧の単位ボルト(Volt)を思い出すかも知れない
さらにボルトの語源であるアレッサンドロ・ボルタ(Alessandro Volta)との関係も考えられるだろう
ところが、まったく関係は無い
ボルテックスとは、ラテン語の「渦」が語源である言葉だ
実際のボルテックスの言葉の意味は、旋風を意味するものである

ボクタイの太陽銃フレーム、ボルテックスは吹っとばし能力が高い回転スプレッド系だ
アクセルに比べてその吹っとばし能力は、4倍とかなりの高威力である
その回転する姿は、まさに旋風!!!!!
気の利いたネーミングと言えるだろう

関連項目




ボルト[Bolt]

古期英語で「弓」をあらわす言葉
いわゆる太矢の事である

機械式の弓であるクロスボウ(Crossbow)専用の矢であり、普通の矢に比べて四角い矢尻をした太く短い矢であり、貫通力がある

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  クロスボウ[Crossbow]




マジックソード[Magic Sword]<武器>

永続的な魔法がかけられた剣や、強力な魔力が宿った剣で、いわゆる魔法の剣や魔剣の事を指す言葉
魔法の剣とは、一時的に攻撃力や防御力を上昇させる魔法であるエンチャント魔法がかけられている剣や、特定の敵に対して効力が増す魔法がかけられた剣の事である

高位の魔法使いによって魔法がかけられている場合が多く、その効果は装備している間恒久的に続くものが多い
ライカンスロープに強力な力を発揮するワースレイヤー、魔術を使う者を恐怖に至らしめるメイジマッシャー等も、魔法の剣の部類と言えるだろう

これが魔剣となると、少し趣が変わってくる

強力な魔力が剣に込められた剣、いわゆる魔剣は、神話・民話・サーガ・詩・ゲーム・小説など、実に多くの物語に登場する剣である
アーサー王の持つエクスカリバーを始め、ガラティーン、アロンダイト、グラム、フロッティ、レーヴァティン、スティング、フラスニール、モーンブレード、挙げだしたらキリがない程だ

とてつもない破壊力を秘めた剣であり、その所有者は様々な恩恵を受ける事となるだろうマジックソードなのだが、その力の分だけ代償もまた大きく求められてしまうものも少なくは無い

数々の勝利を必ずもたらすとともに、持ち主を必ず死に至らしめる魔剣テュルフィング
鞘から離れれば必ず人を殺めてしまう死の剣ダーインスレイブ
持ち主の知能が低いとそのまま精神を全て乗っ取られてしまうインテリジェンスソード
剣によって殺された者の魂を飲み込んでしまう闇の剣ストームブリンガー

強大なる力を持つ魔剣を所持するという事は、所持する自分の力も同時に試されてしまうという事なのである

ゾクタイに登場するマジックソードは、剣身が緑色のいかにも魔法がかかった感じの漂う剣である
エンチャント攻撃時のエナジー消費を抑えるという防御魔法が恒久的にかけてあり、まさに魔法の剣と言ったところだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レーヴァティン[Laevetein]




魔女[Witch]

女性の魔法使いのこと
→ウィッチ[Witch]参照

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ウィッチ[Witch]




魔女の鉄槌[Malleus Maleficarum]

1480年代に書かれた、ドミニコ派のハインリヒ・クラメル[Heinrich Kramer]と、ヨハン・シュプリンゲル[James Sprenger]著による、非常に有名な神学論文
英語では、”Witch Hammer”と書く

聖書に書かれいる『魔術を使ふ女を生しおくべからず』の精神から成り立っており、キリスト教のイノケンティウス八世の公認を得たことがその存在を非常に大きくさらしめた
そのため、カトリック・プロテスタントを全く問わずに、全ての魔女狩りにおいてこの魔女の鉄槌が使用される事となったのである

魔女狩りは何世紀にも渡ってヨーロッパに巻き起こったのだが、この論文が一つの支柱となっていた
吸血鬼と魔女の関係も強く押し出しているこの論文は、吸血鬼の活動を記している
古い物語も紹介してる点においても非常に興味深いものとなっている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ウィッチ[Witch]




マミー[Mummy]<アンデッド・ザコ>

アラビア語で瀝青を意味する「Mumiyyah」を語源に持つ言葉で、包帯にぐるぐる巻にされた乾燥死体の事
いわゆる木乃伊(ミイラ)の事である

古代エジプト人は、魂は不滅のものであると考え、何らかの形で肉体を保存しておけばやがて魂が舞い戻って復活を遂げることができると考えていた
そして人間の体の中でも最も腐りやすい内臓を取り除き、防腐用に没薬ミルラを使用して包帯を何重にも巻いて乾燥させることによって、肉体の長期保存を可能としたのである

生ける屍として多くの映画・小説・ゲームにも登場しているが、強力な呪いや伝染する病気を持つアンデッドモンスターとして、非常に恐ろしい存在に描かれている
これは、ツタンカーメン王の墓の探検に関わった数十名が、事故や謎の病気で次々に倒れたという有名なエピソードの影響が、非常に大きいと言えるだろう
墓の入り口には、「この墓を荒らす者、王(ファラオ)の怒りに触れ、死の翼に打たれん」という死のメッセージが書かれており、「王(ファラオ)の呪い」として世界中で問題となったからである

またマミーは、火に弱いという弱点を持っているが、これはその体が非常に乾燥しているところから来ていると考えて間違いは無いだろう

ボクらの太陽DS以外の、GBA版3シリーズに登場するマミーは、アンデッドに属しているモンスターである
完全に視力が無く、その分聴力が鋭く発達した非常に特徴的なモンスターで、視力が無い所は目を取り除かれたマミーのイメージに近い
フレイム属性で攻撃することによって火をつけられるのも、火が弱点であるマミーをうまく表現している部分だろう
着火して駆け回りながらどんどんダメージを喰らうその様は、滑稽を超えて非常に愛らしくもある個性的なモンスターである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  木乃伊(ミイラ)[Mummy]




木乃伊(ミイラ)[Mummy]

包帯によってぐるぐる巻にされた生ける死体マミーの和製語で、通称ミイラ男

語源はオランダ語で瀝青を表す「Mummie」、もしくはギリシャ語で没薬を意味する「Myrrh」という説に分かれるが、どちらも決定的とは言えないようだ
ともかく、マミーの粉末が西洋で万能薬としてブームとなり、それが江戸時代の日本に伝わったのは確かなようである

当時の大名たちも、滋養強壮の為に盛んに飲んでいたらしいです!!!

木乃伊という漢字も、もともとミイラという言葉が無かったために中国語から借用したもので、本来の意味は「没薬」である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  マミー[Mummy]




ミズガルズオルム[Midgardsormr]

「ミズガルズの蛇」という意味を持つ、巨大な蛇
別名、ヨルムンガンド

北欧神話において、人間が住む世界であるミズガルズを取り囲むほどの大きい蛇であり移動するだけで津波を起こす程であった

またヨルムンガンドの吐く息は猛毒という強力な武器であり、最強の闘神トールもその毒によって倒れたのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヨルムンガンド[Jormungandr]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  トール[Thor]




ミミック[Mimic]<アンデッド・ザコ・シング・
ザコ敵>

ギリシャ語で「役者」を表す言葉
転じて、昆虫などの擬態を意味する言葉である

色や形や動きなどをまねて、周りの環境に溶け込む事によって見分けをつけなくするという能力、いわゆる擬態は、外敵からその身を守り、不用意に近づく獲物に気づかれずに襲いかかるという、素晴らしき進化という名の環境適応力の賜物と言える能力である

木の葉にそっくりなコノハムシや枝にそっくりなナナフシなどは典型的な擬態と言えるし花の形そっくりなハナカマキリや、枯れ枝そのものとも言えるオオカレエダカマキリなどは、人間の目で見てみてもなかなか見分けがつかない脅威の擬態と言え、うかつに近づく獲物をかたっぱしから捕食してしまうのである

ボクタイの全シリーズに登場するミミックは、宝箱の形をしたモンスターである
その姿はまさに宝箱そのものであり、まさに擬態!!
不用意に近づく迂闊な冒険者を、虎視眈々と狙っているのである

ミミックの体当たりダメージは意外と高く、激しく動き回る為に連続して喰らいやすい
怪しいと感じられる場所に置いてある宝箱には、必ず攻撃を加えることをお勧めしたい要注意モンスターである

関連項目




ムスペル[Muspell]<巨人><土地>

極炎の世界、ムスペルヘイムにすむ炎の巨人のこと

強烈な熱に耐えうる強靭な肉体、そして戦闘においては独自のフォーメーションを駆使して、鬼神のように暴れまわる非常に強力な存在
終末ラグナロクにおいて実際に世界を滅亡させたのは、ムスペルの力によるものが大きいといっても過言では無いだろう
唯一彼らを苦しめる事ができたのは、世界樹ユグドラジルの頂上に住む鶏ヴィゾフニルのうるさい鳴声だけだと言われている

ムスペルという言葉は、意外に解釈が難しいところがある
炎の巨人は、ムスペルの民と複数形で表現される場合も多く、ムスペル単体で炎の世界を表す場合もあることは注意しなければならない

ボクタイに登場するムスペルは、炎の世界火吹山を守るイモータルである
ダークマターによって呼び起された古の精霊であるが、溶岩に囲まれたフィールドで暴れるその様は、まさに炎の巨人そのものである

いや!!むしろ溶岩に落ちて大暴れする姿こそが炎の巨人かな?????!

また、全てのゴーレムたちのオリジナルであり、古の巨人族であるムスペルは、全ての巨人の祖であるユミルの性質も大いに含んでいると考えられるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペルヘイム[Muspellheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヴィゾフニル[Vidohunir]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ユミル[Ymir]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ゴーレム[Golem]




ムスペルヘイム[Muspellheim]<土地>

大きい炎による滅びを意味する南方の世界で、北方のニヴルヘイムと対をなす灼熱の世界
炎は絶えず燃え上がり、常に光や火花が飛び散る不毛の土地だが、北欧神話において天地創造以前から存在しており、最も古くからあった世界でもある
炎の剣を持つスルトが王であり、炎の巨人ムスペル達が暮らしている

基本的に王であるスルトとその妻であるシンマラ、そして炎の巨人ムスペル達だけが存在する実にシンプルな世界である

ちょっと暑苦しいなぁ・・・・・・あ!炎の世界だからいいのか!!!!!

世界の滅びであるラグナロクの際には、このムスペルヘイムから多数の軍勢が送り出され、全世界は焼き滅ぼされる事となるのである

ちなみにオーディン兄弟の天地創造において、天地を照らす照明として太陽、月、そして星などが作られたのだが、その材料はこのムスペルヘイムから飛び出した光や火花から作られている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニブルヘイム[Niflheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペル[Muspell]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スルト[Surt]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  シンマラ[Sinmara]




ムラサマブレード[Murasama Blade]

CRPGの原点ともいえるウィザードリィに登場する、非常にインパクトの強い刀

ゲーム中に登場する武器の中でも抜きん出た攻撃力を持っているのだが、基本的にレアアイテムなので拾う確率はとても低く、なかなか手にすることはできない

非常に残念ながら、日本移植版はムラマサブレード(Muramasa Blade)と変更されてしまっている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  村正[Muramasa]




村雨[Murasame]<武器>

降水強度の変化が非常に激しい雨を指す言葉であり、また南総里見八犬伝に登場する刀の名でもある言葉

八犬士の一人である犬塚信乃が所持している足利家伝来の宝刀であり、刀を抜くと刀身に露が浮かび、斬れば刀身についた血をすべて洗い流すという名刀である

また村雨は、呪われた刀、妖刀村雨というイメージも強いだろう
南総里見八犬伝の村雨自身は呪われていないが、その後南総里見八犬伝を題材にした多くのゲーム・映画等が呪われた刀としている場合が多い為である
これは、妖刀として有名な刀である村正のイメージとの混同が大きいのであろう

CRPGの元祖ともいえる米国産ゲームのウィザードリィには、ムラサマブレードという武器がでてくるが、これは村正と村雨をさらに混同した可能性が高いと言えるだろう

シンボクに登場する村雨は、刀にカテゴリーされる武器である
その赤黒く光る不気味な刀身は、刀に属する武器の中でも最高の攻撃力を有するものの敵を倒すたびにライフが減少していくという諸刃の剣である

まさに呪われし妖刀村雨である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  村正[Muramasa]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムラサマブレード[Murasama Blade]




村正[Muramasa]<武器>

代々続いた刀鍛冶の名前でありまた彼らが作り出した刀の名称で、大きく波打つ独特の波紋と鋭い切れ味を持つ、最も有名な刀のうちの一つである
日本刀のイメージが強いが、脇差・小刀・槍等多くの種類が作り出されている
三大CRPGの中の一つ、ウィザードリィにも最強の武器として登場しているが、初代版はムラサマ(MURASAMA)と表記されている

村正と言えばやはり妖刀のイメージが強いのだが、これは元々は徳川家が作り出したイメージである
徳川家康の祖父、松平清康は村正の刀によって切り殺され、父の広忠も村正の脇差で家臣によって刺し殺されたのである
さらに家康の嫡男である信康が織田信長によって切腹を命じられた際、介錯に使用された刀も村正であり、さらに家康自身も、関が原の折に部下の不注意によって負傷したのだが、その時の槍も村正であったのだ

この奇妙で不吉な一致から、徳川家は村正を妖刀として非常に忌み嫌うようになり村正自体を謀反の象徴とし、世間一般に広く妖刀として知られるようになるのである

ゾクタイに登場する村正は、ソードタイプに属する武器である
そのグラフィックは赤と黒を基調とした非常に妖しい刀であり、まさに妖刀村正のイメージにピッタリと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムラサマブレード[Murasama Blade]




メイス[Mace]<武器>

棍棒であるクラブの発展上に生まれた、汎用性の高い打撃兵器のうちの一つ
クラブの先端もしくは全体を金属にすることによって、その重みでテコの原理を発生させてより打撃の威力を高めた武器で、最も身近に見られた武器である

メイスは、その扱いやすさによって古来より使用されてきたのだが、剣や槍が全盛期となるギリシャ、ローマ時代ではメイスは蛮族視され、あまり重要視される事は無かった

再び脚光を浴びるようになったのは、金属の技術が発達し兵士達の着る鎧が重装備となった中世騎士時代である
剣による攻撃では、金属の鎧であるプレートメイルに対して致命傷を与えることは、中々難しい事であった
ところが、メイスのような打撃兵器はその鎧の上からでも衝撃を与える事ができるため最も威力のある武器となったのである

ゾクタイに登場するメイスは、ハンマータイプの武器である
そのグラフィックは、棍棒であるクラブの頭が巨大な金属となった凶悪なもの!
まさに金属の棍棒であるメイスと言えるだろう

さらにゾクタイには、ヘビーメイスというハンマータイプの武器も存在する
凶悪な重さを持つ巨大なメイスであり、そのグラフィックもパースがかけられ頭の金属部分の大きさをうまく表現している
ステータスの一つであるカラダが高いほど威力がアップする点は、その重さをうまく扱えれば扱えれるほど与えるダメージがあがるという、メイスの特徴をうまく現しているだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  クラブ[Club]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  プレートメイル[Plate Mail]




モール[Maul]<武器>

超大型の木製ハンマーで、いわゆる日本の掛矢・中国の骨朶のこと

野戦前のくい打ちに使用されたり、敵の城門を破壊する為に使ったりと、主に攻城用兵器に使われた武器
ハンマー系の武器としては、最大級の破壊力を持つ強力兵器だ

ゾクタイに登場するモールは、ハンマータイプの武器である
そのグラフィックは、頭でっかちの超巨大ハンマー!!
まさにモールそのものと言えるのではないだろうか
またシングタイプの敵に与えるダメージが高くなるというその特徴は、攻城用として堅い物を破壊してきたモールに相応しいだろう

関連項目




モンタギュー・ローズ・ジェイムズ
[Montague Rhodes James]

エドワード王時代、持ち前の豊富な知識を用いて恐怖譚を創造したイギリスの巨匠
1887年にはケンブリッジ大学の評議員を務め、1918年にはイートン・カレッジの学長に登りつめた
ジェイムズは、作家でもあり終生学者でもあったのだ

いくつかの吸血鬼譚を書いているジェイムズなのだが、特に有名な作品としては、マグナス伯爵(原題:Count Magnus)[1904]、及び、寺院史夜話(原題:An Episode of Cathedral History)[1919]などがが挙げられるだろう
特に寺院史夜話は、過去に封印された悪意ある強い存在が復活したり、魔道によって吸血鬼が現代に召喚されたりと、ジェイムズが得意とする流れをくむ古典的作品である

イギリスの作家シェリダン・レ・ファニュに『マスター』の称号を送るほど彼を崇敬していたジェイムズは、クロウル婦人の幽霊(原題:Madame Crowl's Ghost)[1923]というシェリダンの作品集を刊行し、彼の名前を世の中に知らしめたのである
埋没していたシェリダンの名を世に広めた功績は、計り知れないものがあるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  シェリダン・レ・ファニュ[Sheridan Le Fanu]




ユミル[Ymir]<巨人>

双生を意味する名前を持つ巨人で、北欧神話において原初に生まれたもの
この双生は両性具有の意味合いも持ち、実際ユミルは一人で数々の巨人を生み出した
別名、アウルゲルミル

北の氷の国ニブルヘイムから流れ出る、エーリヴァーガル川の凍てついた流れによって原初の虚空ギヌンガププは水蒸気であふれ、いくつもの霜(hrim)が幾重にも重なり合っていた
南の火の国ムスペルヘイムから熱風が運ばれると、その霜はやがてとけて雫となって命の水滴(kviku-dropi)が生まれ、原古の巨人ユミルが誕生したのである
さらに雫からは、原初の牝牛アウズフムラも誕生し、その乳によってユミルは大きく育てられる事となったのだ
そしてもう一つの大きな存在、ブーリも突然ここで生まれてきている

ユミルは、眠っている間に汗(Sveiti)をかくことによって左腕の下から何人もの巨人を生んだが、オーディン兄弟の母であるベストラもその巨人の中の一人である
後にオーディン・ヴィリ・ヴェーの三兄弟はユミルを殺害するのだが、そのとき流れたおびただしい血は、巨人ベルゲルメルとその妻を除き全ての巨人を溺死させた

よくよく考えると、これはとんでもなく酷いことだと思います・・・・・・・
巨人達はオーディン兄弟にとって親戚じゃないか!!最悪だ!!!

オーディン・ヴィリ・ヴェーの三兄弟は、ユミルの死体をギヌンガププの真ん中へと運び、その体から大地を、その血から海を、骨から岩を、歯と骨から石を、頭蓋骨から天の蒼穹を、髪の毛から樹木を、脳みそから雲を作り、宇宙創成を導いて天地を支配する事となるのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アウルゲルミル[Aurgelmir]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニブルヘイム[Niflheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペルヘイム[Muspellheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  アウズフムラ[Audhumra]




ヨルムンガンド[Jormungandr]<イモータル>
<武器>

「世界を取り巻く者」を意味する名前を持つ、猛毒の息をはく巨大蛇
別名、ミズガルズオルム
ロキとアングルボザとの間に生まれた三兄弟のうちの一人で、ヴァナルガンド・ヘルとは
兄妹関係である

世界に災いをもたらすものとして予言され、生まれてすぐに海へと投げ込まれたのだが、その生命力は非常に強力であり、溺死するどころか海の中でどんどん成長を遂げた
その大きさは、世界を一回りして自らの尾を咥えるほどであったという

北欧神話の雷神トールとは、因縁の敵同士である

巨人ウートガルザ・ロキの幻術によってヨルムンガンドを大きな灰色の猫と思い込んだトールは、渾身の力をこめて持ち上げようとするが、その片足がやっと持ち上がっただけであった
この時は、ヨルムンガンドの勝ちと言えよう

その後巨人ヒュミルと釣に出かけたトールは、大胆にもヨルムンガンドを釣り上げる事に成功する
止めを差そうとするトールだが、ヒュミルの邪魔によりそれは失敗に終わる
この時は、ヨルムンガンドの負けと言える

そして神々と巨人との最終戦争であるラグナロクで、ヨルムンガンドとトールは激しい一騎打ちを繰り広げる事となる
ヨルムンガンドはトールに頭を砕かれて死ぬ事となるが、そのトールもヨルムンガンドの毒の息によって倒れ、因縁の対決は完全に相打ちとなって終了するのである

ゾクタイに登場するヨルムンガンドは、最終ステージである変異域の最下層にいるラスボスであり、原種の欠片エターナルと呼ばれる存在である
その姿は蛇というより巨大な化け物と言っても過言ではないのだが、その存在感は世界を取り巻く巨大蛇ヨルムンガンドの名に相応しいだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ミズガルズオルム[Midgardsormr]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヴァナルガンド[Vanargand]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヘル[Hel]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  トール[Thor]




ライブラリアン[Libralian]<固定敵>

ライブラリーとはラテン語で「本屋」を表す言葉で、転じて図書館を表す言葉である

ライブラリーに、接尾語であるian(〜の人)がついてライブラリアンとなると、図書館の人つまりレディーの様な「司書」を指す言葉となる

ボクタイDSに登場するライブラリアンは、本棚に隠れた固定敵のモンスターである

何といってもスゴイのは、そのネーミングセンスだろう
接尾語であるian(〜の人)を、「擬人化」として捕らえ、図書館の擬人化モンスターとして登場させてしまっているのである

ボクタイDSの中でも、群を抜いて素晴らしいネーミングである

関連項目




ラタトスク[Ratatoskr]<イモータル>

生命の木であるユグドラシルに住んでいる、リス
その名前は「すばしっこい歯」を意味している

絶えずユグドラシルを行き来しており、頂上に住む巨人フレスベルグと、根っこに存在する泉に住む黒龍ニーズホッグとの激しい喧嘩に、拍車をかけて大いに喜んでいるのである

シンボクに登場するラタトスクは、全ての黒幕ともいえるイモータルである
その大いなる野望は、リスという非常にか弱い存在とは程遠いとも思われる
だが、そのデザインとなったモチーフは、フレスベルグ(鳥)とニーズホッグ(蛇)双方であり、両者を駆け巡る神話のラタトスクの姿を考慮に入れているのかも知れない

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  フレスベルグ[Hraesvelgr]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニーズホッグ[Nidhoggr]




ランス[Lance]<武器>

ラテン語で軽い槍を表す言葉である「lancea」が語源の、西欧騎兵の象徴的武器
いわゆる騎兵用の突撃槍の事である
その形状は様々なのだが、一般的なランスの形といえばバンプレートと呼ばれる大きな笠状の鍔がついている、三角錐の形をしたものが一般的だろう

もともとは騎兵だけではなく歩兵も使用していたランスなのだが、時代と共にその大きさは加速を増していった
その全長は長いもので4mを超え、重量も4kgに達したランスは、戦闘になった場合には人間のみの力ではうまく扱えない可能性が高い武器となってしまったのだ

ランスを馬上に固定しそのまま馬の突進力で相手をなぎ倒す、いわゆる「ランスチャージ」こそが、ランスのパワーを最大限に発揮することができる戦法なのである
ランスは騎士としての象徴でもあり誇りでもあった
中世において戦争が行われなかった時代でさえも、騎士は木製のランス・ブールドナスを手に持ち、軍事演習を兼ねた馬上槍試合トーナメントで名誉を競い合ったのである

ボクタイの太陽銃フレーム「ランス」は、超攻撃的なヘビーショット系のフレームだ
その攻撃力とマヒ力は太陽銃フレームの中でも抜群の威力を持ち、すさまじい破壊力を持つランスチャージを彷彿させる

ゾクタイに登場する「ランス」は、スピアに属している武器である
そのグラフィックは三角錐をしており、さらにバンプレートも備えたまさにランス!といった感じである
アース属性で攻撃するとダメージがアップする、大地に祝福された「グランドランス」というランスも登場しているが、その形は緑の三角錐とまさに魔法のランスといったところだろう

ボクタイDSにも、「ランス」は2種類登場している
まず一つ目は、辺境伯ライマーが所持している槍、これがランスなのである
形はまさにランスそのもの!
ただしバンプレートを覗くポール部分が回転するという機械仕掛けのランスである

今一方は、サバタの持つ暗黒槍ヨルムンガルド、実はコレもランスなのである
騎兵が使用した三角錐のランス型というよりは、歩兵の使用していた古いランスに近い
形をしている暗黒槍ヨルムンガルドは、徒歩で移動するサバタにとってピッタリなデザインと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ランスチャージ[Lance Charge]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ブールドナス[Bourdonasse]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヨルムンガンド[Jormungandr]




ランスチャージ[Lance Charge]

騎兵槍であるランスを使用した戦法のうちの一つ
非常に長く重い槍であるランスを固定し、馬の突進力にまかせて相手にぶつけるという戦法で、騎士の攻撃の中でも最も威力ある攻撃である
直撃すれば「騎士の重さ+馬の重さ+突進の速度」がそのまま威力に加わる恐ろしい攻撃方法だが、突進に十分なスペースを必要とするために、狭い場所や乱戦などでは使いにくい戦法だと言えるだろう

ボクタイDSでは、人馬型の棺桶スーツを身にまとった辺境伯ライマーが、ランスを構えて突進するという「槍突進」という攻撃方法が登場する
これぞまさに、ランスチャージである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ランス[Lance]




リザードマン[Lizard Man]<巡回敵>

トカゲに似ている亜人間種で、いわゆるトカゲ人間
見た目はトカゲというよりワニに近いリザードマンなのだが、意外にも器用であり、二足歩行で行動しその両手を使って道具を使いこなすことができる

優秀な戦士であるリザードマンは、その強靭な体を武器に闘う勇敢な種族なのだが、決して好戦的というわけではない
テリトリーを侵したりするなどむやみに怒らせたりしなければ、普通襲って来ることはないのである

滅多に出会うことができないのだが、リザードマン社会の中でも貴族階級にあたる存在もいる
ノーブル・リザードマンと呼ばれるこの種族は、非常に知能が高く魔法を使う事もできるらしいのだが、あまりにも人間との接触例が少ないためにすべてが謎に包まれているのである

ボクタイDSに登場するリザードマンは、いたる所に出現する巡回敵である

鉄球付きのモーニングスターを器用に振り回し、鎧に身を包んで闘うその姿は、まさに勇敢なトカゲ人間リザードマン!
攻撃力や体力も非常に高く、闘うのであれば気をつけたい難敵である

関連項目




リッチ[Lich]<中ボス>

古期英語で「死体」を意味する言葉で、別名「ノーライフキング」とも呼ばれる
アンデッドの中でも最上位の存在であり、ヴァンパイアと並び称される力を持っている

最高位の魔法使いが、生命の限界を超える為に自らアンデッド化する魔法をかけて不死となった凶悪極まりないもの、それがリッチである
他のアンデッド化したモンスターとは違い、自らアンデッド化したリッチは、生前の記憶を全て持ち、高レベルの魔法を自在に操ることができる

さらにその生命力は尽きることが無いくらいの凄まじさ!

見た目はみすぼらしいボロボロのローブに身に纏った骸骨だが、その姿に騙されて侮れば相当に痛い目に遭うことは間違い無いだろう

ゾクタイに登場するリッチは、変異域に登場するアンデッドタイプの中ボスである

リッチはクラウド系の魔法、そしてその上位ライプのモンスターであるリッチ+はフレイム属性の魔法を自在に操る難敵である
その姿は杖を持った骸骨と、まさにリッチそのものと言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ノーライフキング[No Life King]




リビングデッド[Living Dead]

未知のウィルス等によって人としての意思が奪われ、本能によってのみ行動するようになった生ける屍のことで、いわゆるゾンビの一種
ヴードゥー教のゾンビとは違い、完全には自我を失っていないものも多く多少の知性を感じさせるリビングデッドも多いのだが、その殆どは非常にゆっくりした動きである

何といってもリビングデッドの一番恐ろしい点は、ウィルスによって引き起こされる感染と言えるだろう
リビングデッドに噛まれたりその爪でひっかかれたりすると、その傷からウィルス感染を引き起こし、じわじわとゾンビ化してしまうのである

ゾンビ映画における、集団のリビングデッドに襲われる民衆が次々とウィルス感染を起こしゾンビになっていくその様は、最高に恐ろしいといえる場面である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ゾンビ[Zombi]




ルーン[Rune]

北欧神話における主神である、オーディンによって発明されたとされている呪力を持った神秘の言葉
ルーン文字の秘密を掴むために、オーディンは9日9晩もの間ずっと世界樹ユグドラシルに首を吊り続けたという

ルーン文字は、刻みつけることで記述され正しい用法で用いることによって、様々な力を発揮することができた
例えば、神々の眠りを覚ますと言われる黄金の雄鶏ヴィゾフニルを唯一殺すことができる魔剣レーヴァティンも、ルーンの力から生まれているのである
しかし用法を一つ間違えれば予想だにしない結果をももたらす事になる、諸刃の剣の力でもあった

ゾクタイに登場する武器であるルーングレイブとルーンスピアは、双方ともスピアタイプに属する武器でルーン文字が記述された魔法のグレイブ・魔法のスピアである
ココロが高ければ高いほど攻撃力が増すというその力は、まさに魔法の武器と呼ぶに相応しいだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レーヴァティン[Laevetein]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  グレイブ[Glaive]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スピア[Spear]




ルスヴン卿[Lord Ruthven]<吸血鬼>

ジョン・ポリドリが1819年に発表した小説、『吸血鬼〜ある物語』に登場する吸血鬼で、破壊的で放埓、無慈悲でかつ魅力的、貴族的な容貌を持っている美しい吸血鬼
その意外な行動、言動は読む人を魅了してやまない

その貴族的な振る舞いからは想像できない程の残忍さ!
肉体的にも人間を凌駕しているはずなのに、精神的にわざわざ追い詰めていく底意地の悪さ!
本当に個性的な吸血鬼である
ルスヴン卿登場による功績は計り知れないものと言えるだろう

元々このルスヴン卿が登場する以前の吸血鬼は、血まみれの古い服を纏い、体中に血糊をべったりつけながら土中より這い出てくる百姓の姿であったのだ
バイロン卿という貴族詩人に侮辱を受け、とても彼の事を恨んでいたジョン・ポリドリが、復讐の意味を込めてバイロン卿そっくりに描いたこのルスヴン卿という吸血鬼は
それまでの吸血鬼のイメージを一変させてしまうくらい強烈だったのだ

そしてこの貴族的イメージは、かの有名な吸血鬼小説『ドラキュラ』に受け継がれていくのである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ジョン・ポリドリ
 ボクらの太陽元ネタ用語集  バイロン卿
 感想  ジョン・ポリドリ「吸血鬼〜ある物語」




レーヴァティン[Laevetein]

炎の属性を持つ魔剣で、その名前の意味は「傷つける魔の杖」である

死者の国であるニブルヘイムの入り口の前で、ロキがルーン文字を使用して作り上げた魔剣であり、黄金の雄鶏ヴィゾフニルを屠る事ができる唯一の剣である
炎の巨人スルトが持つ炎の剣と同一視される事が多いレーヴァティンなのだが、これはそのスルトの妻であるシンマラが所有しているという事実がやはり大きい

実際の北欧神話で同一であると記述されてはいないため憶測の域を出ないのだがやはり炎の剣=レーヴァティンという説が濃厚であると言えるだろう

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ニブルヘイム[Niflheim]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ルーン[Rune]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヴィゾフニル[Vidohunir]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スルト[surt]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  シンマラ[Sinmara]




レーギャルンの箱[Laegjarn's Chest]

「絶望」の意味を持つ9つの鍵がついた厳重な大箱で、ムスペル達の王であるスルトの妻、シンマラの持ち物

その中には、魔剣であるレーヴァティンが保管されている

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ムスペル[Muspell]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  スルト[surt]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  シンマラ[Sinmara]
 ボクらの太陽元ネタ用語集  レーヴァティン[Laevetein]




レイヴン[Raven]<ビースト>

カラス科の鳥である烏の中でも特に大きいものをさす言葉で、オオガラス・ワタリガラスとも呼ばれる大型の烏である
一般的なカラスは、クロウと呼ばれる

レイヴンの光沢のある黒い羽毛は、髪など黒いものの例えに使われる
死や悪病を予知する不吉な鳥とされるが、必ずしも悪しき鳥というだけではない
北欧神話の主神であるオーディンに人間の言葉を教えられ、世界中の情報を収集していた賢きニ羽の鳥は、まさしくレイヴンなのである

シンボクに登場するレイヴンは、鳥型のモンスターである
同じく鳥型のモンスターであるクロウに比べて格段に強いのだが、これは同じカラス科でも体が大きい分より強いという事なのであろう

非常に動きが素早く倒しにくい敵であり、素早い剣でタイミングを計って攻撃しないとなかなかダメージがうまく与えられない難敵である

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  クロウ[Crow]




レイピア[Rapier]<武器>

フランス語で指突剣を表す言葉である「Epee Rapiere」が語源である、細身の剣
16世紀を代表する刀剣であり、まっすぐと鋭い切先と刃先を持ち突き刺す事を専門とする指突剣である

金属製の鎧であるつなぎ部分を攻撃するための刀剣と思われがちだが、それはもっと時代が古いエストック等の戦法であり、刀身はそこまで頑丈には作られてはいない
レイピア全盛の時代は、銃や大砲などの兵器が大きな存在となってきており、機動力を求めるために兵士達の鎧がより軽装備へと移行していった時代でもある

剣を使って敵の攻撃を受け止めて、さらに受け流して反撃をする攻撃方法が確立していくにしたがって、扱いやすい軽量な細身の剣が生まれたのも必然の事なのである

シンボクに登場するレイピアは、直剣に属している武器である

その攻撃はほぼ突きのみという、まさに指突するための剣
その細身の刀身は、レイピアそのものである

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  エストック[Estoc]




レザーアーマー[Leather Armor]<防具>

動物の皮をなめして作った鎧で、非常に軽量かつ廉価で作りやすい鎧

だからといって、本皮のジャケットみたいなものを想像してはいけません!!

軽くて丈夫なのが特徴で、軽装兵に好まれた鎧だ
また金属製の鎧の下に着込む鎧、いわゆる鎧下としても有用で、修理も容易で材料に困らない、万能な鎧であった
茹であげることによって硬化させた革、キュイルボイル(Cuir Boilli)を使用したタイプのレザーアーマー、いわゆるハードレザーアーマーといわれる物も存在する
通常のレザーアーマーよりかなり動きが制限され、しかも鎧下としては使用することができないもののその防御力には目をみはるものがある

ゾクタイ、シンボクに登場するレザーアーマーも、こちらのハードタイプといえるだろう

関連項目




ロングソード[Long Sword]<武器>

剣身(ブレイド)が長い事を意味する、文字の通りの長い剣
騎士が馬上で主に使用した為、直身で両刃の剣となっている

長さは70cm〜90cm、最長でも95cmくらいの大きさで、主に切ることを主眼においている剣なのだが、鍛冶の技術の進化により鋼の技術が用いられると、馬上から相手を突くという行為が多くなった
そのためにさらに貫通能力が増すように、次第に細長くなっていったのも特徴のひとつ

細身になったその形状は十字架の形に見立てられ、やがて神聖な武器として位の高い騎士に、シンボル的な意味合いで重用されることとなった
中世において、騎士の位を授けるときにロングソードを用いるのは、その影響を強く受けているからなのだ

意外にもゾクタイにしか登場の機会はないロングソードなのだが、すこしパースのかかった迫力のある素晴らしいグラフィックとなっている

関連項目




ワイアーム[Wyrm]

地竜と訳される古き竜のことで、ウォームとも呼ばれる

ヨーロッパ、特にイギリスの民話に多く登場する竜で、その昔はドラゴンもワイアームも特に区別は無かった存在であり、ワイアームの姿もまたドラゴンと同じであった
現在のワイアームは、非常に古い種のドラゴン、もしくは手足を持たず蛇のように地面を這う竜を指すことが多い

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ウォーム[worm]




ワルキューレ[Valkure]

戦乙女、戦場の女神であるヴァルキリーのドイツ語読みである
日本人には一番馴染みやすい響きだろう
→ヴァルキリー[Valkyrie]参照

関連項目
 ボクらの太陽元ネタ用語集  ヴァルキリー[Valkyrie]