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■吸血鬼〜ある物語 ジョン・ポリドリ作 訳:今本渉


主人公オーブレーは、最近ロンドンにやって来た、若き紳士です
ルスヴン卿と名乗る非常に風変わりな男と知り合ったオーブレーは、次第に強い関心を持ち始めます
次第に仲良くなったオーブレーは、やがてはルスヴン卿と一緒に旅をすることとなるのでした

二人の旅は、仲たがいをし、そして仲直りしたりしながら続くのですが、ルスヴン卿が賊に襲われて瀕死の重傷を負ってしまいます
そして死のその直前に、ルスヴン卿はオーブレーにとある頼みごとをするのです

ルスヴン卿はさらに、誰にも言わず必ず私の言った通りにするとオーブレーに誓いをたてさせます
その頼みごととは?
そしてルスヴン卿はどうなってしまったのか??

バイロン卿の断章をもとに書かれたこの小説は、とても似たような展開で進んでいきます
そして物語が進むごとに、そのルスヴン卿の強烈な個性が生き生きと描かれる非常に完成度の高い小説と言えるでしょう

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