■吸血鬼(原題:Masquerade)ヘンリー・カットナー作 訳:矢野浩三郎
小説家のチャーリー・デナムとその妻ロザモンドが、二度目のハネムーンを楽しんでいる最中に酷い暴風雨に巻き込まれてしまったために、
近くのとても古風で大きな家に雨宿りさせてもらうというお話です
その家の住人、薄気味悪い老人カータ・太った大男レム・出戻り女ルーシーの個性的な事!
思わずドキドキしながら、頁を進めてしまいます
カ−タ一家の奇行によって物語は進みます
そして、物語は突然意外な方向へと流れていくのです
ヘンショーの吸血鬼とは何か?
そしてその正体とは??
”才人”といわれたヘンリー・カットナーらしい、巧みなストーリー作りが素晴らしい吸血鬼作品です
← 他の感想も見てみる →
感想メニューに戻る