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■支那の吸血鬼(ヴァンピール・シノワ)山尾悠子作


『フイ氏には長らく思いわずらうことがあったフイ氏は吸血鬼である』
と、いきなり始まる、かなり個性的な吸血鬼小説です

主人公はもちろん吸血鬼フイなのですが、いきなり正体をバラすところはかなり新鮮です
さらに風変わりなのは、フイ氏は西洋の吸血鬼ではなく支那の吸血鬼であるために
十字架も太陽の光も彼には通用しないということ!!!!!
そう、彼ら支那の吸血鬼は、長すぎる生に疲れ果て塵に帰る方法を探しているのです

フイ氏が好きになった女性の謎とは
そして忽然と姿を消していく支那の吸血鬼は一体どこへいったのか

支那の吸血鬼と謎の女性の織りなす複雑なストーリーが際立つ吸血鬼小説です

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