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■指絡(原題:Das Aderlaßmännchen)カール・ハンス・シュトローブル作 訳:森鷗外


医学士オイゼビウスと三人の悪漢が、若き女性ヴェロニカ・フウベルの墓を暴く場面から話は始まります
そして、突如現れたフランス語を話す謎の男
鋸のような歯を持った謎の男サン・シモンと医学士オイゼビウスはヴェロニカ・フウベルの死体をめぐって、とある契約を結んだのでした

そして、場面は尼寺へと変わります
月一回の指絡の手術を行うべく、尼寺に向かう医学士オイゼビウス
しかしその口から現れた歯は・・・・・・
なぜか鋸のように鋭く尖っていたのです!!!!

揺れる壁!
蠢動する天井!!
救世主の肖像は壁を向き
白亜の下に埋もれていた別世界が覚醒する!!!!

医学士オイゼビウスはどうなってしまったのか
そして尼寺の運命とは

日本を代表する文豪、森鷗外の格調高い文章が際立った吸血鬼小説です

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